結論から言うと、医療脱毛のおすすめクリニックはレジーナ・エミナル・リゼ
「顔・VIO込みの全身脱毛」ならエミナル・リゼ、顔脱毛不要ならレジーナが安い
医療脱毛クリニックを選ぶ際に重要なのは、まずは料金です。
似たような脱毛機器を使用していても、料金にはかなり差があるので損をしないようにしっかり比較しましょう。
「顔・VIO込みの全身脱毛」を安く施術できるのはエミナルクリニックです。
総額が129,800円と安いのはもちろん、月々の分割払いも「身体 + 顔 + VIOの5回コース」で月1,700円~(総額174,572円)と負担が少なくなっています。
顔脱毛が不要の場合は、「VIO込みの全身脱毛」を66,000円でできるレジーナクリニックの「デビュープラン」がお得です。
デビュープラン以外の本来の料金は比較的高額なクリニックなため、院内は高級感があり落ち着いて施術を受けることができるでしょう。
そして、料金が安くて総合力が高いのがリゼクリニック。
キャンペーン中はエミナルクリニックに匹敵する安さなうえに、当日キャンセル無料・24回払いまで金利なし・コース終了後は半額以下で追加照射ができるなど、かゆいところに手が届くサービスが盛りだくさんです。
蓄熱式/熱破壊式の両方の機械を取り扱っている
料金の他にはどんな脱毛機器を使用しているかも重要なポイントです。
医療脱毛を始めるうえで、「痛くないか」という点が心配な人も多いはず。蓄熱式の機械なら比較的痛みを抑えた脱毛が可能です。
ここで挙げた3つのクリニックはすべて蓄熱式/熱破壊式の両方の機械を取り扱っています。
「蓄熱式・熱破壊式って何?」という話については、後ほどしっかり説明いたします。
重視しているポイントをはっきりさせて自分に合ったクリニックを選ぶと良いですね。私は予定が変わりやすいし毛深いので、当日キャンセル無料で追加照射が安いリゼクリニックを選びました。
選び方のポイントはいくつかあるので、以下で見ていきましょう。
失敗しないために!医療脱毛クリニックの選び方 7つのポイント
1. 取り扱っているレーザーの種類をチェックしよう
脱毛機器には、主に3種類のレーザーと2種類の照射方法(レーザーの当て方)があります。
「レーザー3種類 × 照射方法2種類」で計6通りの脱毛方法が存在します。
3種類のレーザーの違いを簡単に説明
まずはレーザーの種類から見ていきましょう。
医療脱毛で使われているレーザーは以下の3つで、違いは「波長の長さ」です。
① アレキサンドライトレーザー(755nm)
② ダイオードレーザー(800〜940nm)
③ ヤグレーザー(1064nm)
波長の長さによって、以下のような特徴があります。
- 波長が長いレーザー … 肌の奥まで届く
- 波長が短いレーザー … 肌の浅い部分で作用する
そしてメラニン(毛の黒い色)への効果は、波長が短いほど強くなります。
波長が短いレーザーほど効果が強くなるので、メラニン(毛の黒い色)に反応しやすい順は以下のとおりです。
アレキサンドライトレーザー > ダイオードレーザー > ヤグレーザー
レーザーの特徴をチェック! 各レーザーに適した「毛質」「肌の色」を見ていこう
レーザー脱毛とは、毛に含まれるメラニン(毛の黒い色)に反応するレーザーを使った脱毛施術です。
毛包の器官(毛母細胞・毛乳頭・バルジ領域など)をレーザーで熱破壊することで、毛が生えてこなくなる仕組みです。
レーザーによって波長の長さが異なり、波長が長いほど肌の奥まで届くので、毛根が深い毛もしっかり脱毛できます。
波長が短いほどメラニンへの効果が強い(メラニンの吸収率が高い)ため、黒く太い毛には波長が短いレーザーが適しています。
医療脱毛レーザーの種類は、アレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザー・ヤグレーザーの3種類があります。
レーザーごとに波長の長さが異なるのでメラニンの吸収率に差があり、それによって適している「毛質」や「肌の色」が異なります。
以下で各レーザーの特徴を見ていきましょう。
① アレキサンドライトレーザーとは?
波長が短いレーザーです。メラニンの吸収率が高いため、黒く太い毛への効果が期待できます。
その反面、黒い肌にも反応してしまうため、黒い肌の場合は毛のみに反応させるのが難しく、日焼け肌・地黒肌への照射は厳しいです。
また、メラニンが少ない毛(薄く細い毛)や、毛根が深い部分にある毛(男性のヒゲなど)には反応しにくい傾向があります。
② ダイオードレーザーとは?
波長が中間程度のレーザーです。アレキサンドライトレーザーと比べると黒く太い毛への効果は劣りますが、充分な脱毛効果は期待できます。
薄く細い毛にもアプローチ可能で、幅広い毛質に対応できるバランスの良いレーザーです。地黒肌でも脱毛可能です。
ダイオードレーザーは熱破壊式と蓄熱式の両方の照射方法の機種が多く出回っています。「蓄熱式がいい」という場合など、照射方法でレーザーを選びたい人にもおすすめです。
熱破壊式と蓄熱式については、次の項目「選び方の2」で説明します。
③ ヤグレーザーとは?
波長が長いレーザーです。肌の奥深くまでレーザーが届くため、VIOなど毛根が深い部分にある毛もしっかり脱毛できます。
産毛などの薄く細い毛にも効果が期待でき、硬毛化した毛にも有効です。また、メラニンの吸収率が低いため、地黒肌や色素沈着した肌(黒ずみ)でも脱毛可能です。
ただし、他の2つのレーザーと比べると痛みを感じやすい傾向があります。メラニンの吸収率が低いので、効果を出すには出力を上げる必要があるからです。
黒く太い毛を効率良く脱毛するのに適しているのがアレキサンドライトレーザー、VIOなどの毛根が深い毛・産毛や黒い肌の人に適しているのがヤグレーザー、その中間でバランスが良いのがダイオードレーザーです。
複数のレーザーを利用できるクリニックも
どんな人でも黒く太い毛・薄く細い毛・VIOの毛などさまざまな毛が生えています。そのため、複数のレーザーを照射できるクリニックなら様々な毛質に対応可能です。
複数のレーザーで施術を受けたい場合は、複数のレーザーを照射できるハイブリッド脱毛機を導入しているクリニックか、部位ごとに脱毛機を選べるクリニックが良いでしょう。
お客さん側が機器を指定できるわけではなく、毛の状態を見てスタッフが機器を決定するクリニックが多いです。
複数の機器を導入しているクリニックだからといって、必ず複数のレーザーを利用できるとは限らない点に注意しましょう。
特にこだわりがなく平均的な毛質・肌質の場合は、万能型のダイオードレーザーで充分
ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの中間的な性質を持ったレーザーです。
アレキサンドライトレーザーはメラニン(毛の黒い色)に反応しやすく、ヤグレーザーはメラニンの吸収率が低いので効果を出すには出力を上げる必要があるため、どちらもバチッとした痛みを感じることがあります。
その点、中間的なダイオードレーザーは痛みを感じにくくVIOなどの脱毛にも適しています。
その一方で、薄くて細い毛にも効果を発揮するため、剛毛と産毛の両方の脱毛がしやすいレーザーと言えるでしょう。
また、アレキサンドライトレーザーでは日焼け肌・地黒肌・色素沈着した肌(黒ずみ)の脱毛は難しいですが、ダイオードレーザーなら多少の黒い肌でも脱毛が可能です。
ダイオードレーザーの波長の長さは、黄色人種である日本人の肌に合っているとも言われています。
特にこだわりがなければ、とりあえずダイオードレーザーの脱毛機器で充分でしょう。
クリニックを選ぶ際は、どのレーザーの脱毛機器を使っているかはチェックしておきましょう。
そもそも、クリニックで脱毛を受けたのに「レーザー脱毛」ではなく「光脱毛」だったという口コミもあります。せっかく脱毛サロンではなくクリニックを選んだ意味がないので気をつけましょう。
2. 痛みが気になるなら「蓄熱式」を採用しているクリニックを選ぼう
脱毛機器には、以下の2つの照射方法(レーザーの当て方)があります。
① 熱破壊式
② 蓄熱式
3種類のそれぞれのレーザーごとに熱破壊式・蓄熱式の2つの照射方法があり、「レーザー3種類 × 照射方法2種類」で計6通りの脱毛方法が存在します。
2つの照射方法の違いを簡単に説明
2つの照射方法の違いは「レーザーを当てるターゲット」と「レーザーの強さ」です。それぞれ以下のような特徴があります。
- 熱破壊式 …「毛乳頭・毛母細胞」がターゲット/高出力
- 蓄熱式 …「バルジ領域」がターゲット/低出力
熱破壊式は、高い出力で1発ずつ照射していく施術法です。毛の根っこの「毛乳頭・毛母細胞」に熱を強く与え、毛根の発毛組織そのものを破壊してすぐに毛が抜ける状態にします。
もう一方の蓄熱式は、低い出力で連続照射してじっくり蓄熱させる施術法です。蓄熱式は「バルジ領域」をターゲットにしています。
バルジ領域とは、毛根組織に向けて「毛を生やせ」という指令を出す器官なので、バルジ領域にダメージを与えると今後毛が生えてこないようになります。バルジ領域は毛乳頭・毛母細胞より浅い部分にあるので、低出力でも熱が届くのです。
① 熱破壊式:高出力のレーザーで剛毛にも対応! 即効性が高い
- 蓄熱式よりも痛みが強い
- 剛毛には効果的だが、産毛には効果がないことがある
- 脱毛効果を実感しやすい
■ 熱破壊式は痛みを感じやすい
熱破壊式は、毛根にある発毛組織の「毛乳頭・毛母細胞」をターゲットにした脱毛方法です。
毛母細胞や毛乳頭は毛の根っこの深い位置にあるため、レーザーを奥まで届かせるために高出力で1発ずつ照射していきます。
高出力なので肌への刺激が強く、痛みも感じやすいことが多いです。
個人差はありますが、輪ゴムで弾かれたようなパチッとした痛みを感じる人が多いようです。痛みが不安な場合は麻酔も選択肢に入るでしょう。
■ 熱破壊式は濃くて太い毛に効果バツグン
熱破壊式はメラニン(毛の黒い色)に反応する仕組みのため、メラニン色素が薄い毛(産毛)にはさほど効果がないことがあります。顔や背中などの脱毛にはあまり適しているとは言えません。
また、日焼け肌・色黒肌などの場合も、肌のメラニンの黒い色にレーザーが反応してしまうため、脱毛ができない場合が多いです。
その反面、メラニンが反応しやすい濃くて太い毛は効率的に脱毛が可能です。ワキやVIOの脱毛には熱破壊式が効果的です。
■ 熱破壊式は即効性がある
熱破壊式の場合は、高出力のレーザーを当ててその場で毛根組織にダメージを与えるため、照射直後~2週間程度で毛が抜け始めます。
照射後にすぐ毛がポロポロ抜け落ちる「ポップアップ現象」が起きやすいため効果が目に見えて実感しやすく、即効性が高い施術と言えるでしょう。
蓄熱式と比べると短期間で永久脱毛ができるので、何度も通院する時間がない人や早く脱毛完了したい人には熱破壊式がおすすめです。
熱破壊式は1発ずつレーザーを打っていくので「ショット式」と呼ばれることもあります。
② 蓄熱式:低出力のレーザーで痛みが少ない! 産毛や黒い肌・敏感肌にも◎
- 熱破壊式より痛みが少ない
- メラニン色素が薄い毛(産毛)にも効果が期待できる
- 脱毛効果を実感するのに少し時間がかかる
■ 蓄熱式は痛みを感じにくく、肌にも優しい
蓄熱式は、皮膚の表面近くにある「バルジ領域」をターゲットにした脱毛方法です。
バルジ領域は毛の浅い部分にあるため、レーザーを奥まで届かせる必要がなく、低い出力で弱い熱を何回も与えていきます。
低出力なので肌への刺激はほとんどなく、痛みもあまり感じないでしょう。
個人差はありますが、照射時にはじんわりと温かく感じる人が多いようです。痛みが苦手な人には蓄熱式がおすすめです。
■ 蓄熱式は効果を実感するのに少し時間がかかる
バルジ領域とは、毛乳頭や毛母細胞に「毛を生やせ」と指示をする器官です。そのため、バルジ領域にレーザーを照射しても今生えている毛がなくなるわけではありません。
しかし、バルジ領域にレーザーを当てて熱を蓄え続けると「毛を生やせ」という指示を出せなくなるので、毛が生え変わる際にだんだんと次の毛が生えてこなくなります。
蓄熱式の施術を行なうと毛が生えるスピードが遅くなっているのは実感できますが、施術をしてから毛が抜け落ちるまでには3~4週間程度かかります。
蓄熱式はすぐに目に見える効果がなく、痛みや肌へのダメージも少ないので「脱毛効果がない?」と不安になる人もいますが、蓄熱式の施術後すぐに毛が抜けないからと言って焦る必要はありません。
■ 蓄熱式は産毛にも対応、黒い肌の脱毛もできる
蓄熱式は熱破壊式と異なり、レーザーがメラニン(毛の黒い色)に左右されにくい仕組みとなっています。
そのため、日焼け肌・色黒肌にも脱毛可能な場合が多く、ほくろやしみの近くに生えている毛にも対応できる場合もあります。
また、メラニン色素が薄い毛(産毛)への効果も期待できます。もちろん濃くて太い毛にも一定の効果を発揮します。
アレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザー・ヤグレーザーすべてに蓄熱式で照射できる機器がありますが、特にダイオードレーザーでの蓄熱式の機器が多く出回っているようです。
熱破壊式と蓄熱式、両方できるクリニックがおすすめ!1台で切り替えができる脱毛機器もあります
熱破壊式と蓄熱式、どちらもメリット・デメリットがあるため、熱破壊式と蓄熱式の両方が施術できるクリニックならば様々なケースに対応できます。
熱破壊式と蓄熱式の両方の脱毛機器を取り扱っている、または熱破壊式と蓄熱式の2つのモードを切り替えることができる脱毛機器を取り扱っている脱毛クリニックがおすすめです。
ただし、熱破壊式と蓄熱式の両方の脱毛機器を取り扱っているクリニックでも、1回の施術の中で脱毛の機械を入れ替えて施術をしてくれることはほぼありません。
毛質・肌質・照射部位や肌の状態などによって、施術中に熱破壊式か蓄熱式かを替えてほしい場合は、2つのモードを切り替えることができる脱毛機器を取り扱っているクリニックを選びましょう。また、事前に施術中の切り替えが可能かを確認しておきましょう。
レーザーの種類と同じく、お客さん側が照射方法を指定できるわけではなく、毛質・肌質を見てスタッフが照射方法を決定するクリニックも多いです。
希望がある場合は、照射方法を選べるかをカウンセリング時に確認しましょう。
3. 照射範囲をチェック!脱毛したい箇所がコースに含まれているかを確認しよう
そもそも全身脱毛すべき? 全身脱毛のメリット・デメリット
そもそも全身脱毛をすべきかどうかで悩んでいる人もいるかもしれません。
ワキ脱毛だけ・顔脱毛だけ・VIO脱毛だけなどの「部分脱毛」のプランがあるクリニックも多いですが、よほどのこだわりや事情がない限りは「全身脱毛」を強くおすすめします。
■ 全身脱毛のメリット
全身脱毛のメリットは以下のとおりです。
- まとめて自己処理が不要になるので一気にラクになる
- 部分脱毛よりもコスパが良い
- 背中などの自己処理が難しいパーツや、細かいパーツも脱毛できる
部分脱毛を繰り返し行なった場合と比べると、まとめて全身脱毛をした方がコスパが良いことが多く、医療脱毛なら5~10回程度で完了できることが多いので通う回数も抑えることができます。
一部のみ脱毛をしても後から他の部位も脱毛をしたくなるというのはよく聞く話で、初めから全身脱毛にしておけば良かったと後悔する人も少なくありません。
効率よく全身の肌をツルツルにしたいなら、全身脱毛が良いでしょう。
■ 全身脱毛のデメリット
ただし、全身脱毛を受ける前にデメリットも理解しておきましょう。全身脱毛のデメリットは以下のとおりです。
- それなりの金額を払う必要がある
- 部分脱毛と比べると1回の施術時間が長い
「全身脱毛」の範囲はどこ? クリニック・コースによって異なるので必ず確認を
全身脱毛はほぼ全部のクリニックにあるプランですが、全身すべてを完全に脱毛できるわけではありません。
同じ「全身脱毛プラン」という名前でもクリニックによって照射範囲が異なるため、「全身」に何が含まれているか確認しましょう。
下記の4パターンのコースがあることが多いです。
- 身体 + 顔 + VIO
- 身体 + 顔
- 身体 + VIO
- 身体のみ(顔やVIOは含まない)
「身体」をベースに、「顔」や「VIO」を付け加えるか否かを選べます。おしりやうなじは「身体」に含まれていることが大半です。
4パターンのうちどれにするかは迷ってしまいますが、一気に脱毛を済ませられるメリットは大きいので「身体 + 顔 + VIO」がおすすめです。もともとの毛がかなり薄い人は「身体 + VIO」でも良いでしょう。
後から顔脱毛やVIO脱毛を単独で追加すると高額になるので、まとめて全身脱毛した方が安く済みます。
また、顔とVIOは産毛と剛毛のため、完全に脱毛完了するのに長い期間がかかる部位です。初めから全身脱毛プランに加えておくと良いでしょう。
「全身脱毛が●●円!」という広告を見て安いと感じることがあると思いますが、「身体のみ」の値段な場合があります。
別のクリニックでは「身体+顔+VIO」の料金を表示していた場合、どちらがお得なのか正確に比較できません。
まずは上記4パターンのうちのどの脱毛を行なうのかを決めてから、同じ条件でクリニックを比較していきましょう。
どのパーツが含まれているかしっかり確認しよう!特に顔脱毛は注意
「身体」「顔」「VIO」と言っても、細かいパーツが含まれているかはクリニックによって異なるため、それぞれに何が含まれているかしっかり確認しましょう。
腕や脚、鼻の下、あご、Vラインなどのメインとなるパーツはどこのクリニックでも当然対応していますが、眉間や眉毛、もみあげ、鼻、耳、乳首や乳輪、Iラインの粘膜などはクリニックによって照射範囲に含まれている場合とそうでない場合があります。
「鼻の頭の毛が気になる」「眉上の毛も脱毛したい」などの希望がある場合は、そのパーツが含まれているかどうかを必ず確認しましょう。特に顔脱毛はクリニックによって内容の差が激しくなっています。
また、目のまわり(眉毛の下)、唇、髪の毛などは、基本的にはどこのクリニックでも照射不可です。特に目のまわりは失明の恐れがあるため、禁忌となっています。
自分では「もみあげ」だと思っていても、施術者には「髪の毛」と判定されて照射してもらえない場合もあります。カウンセリング時に確認しておきましょう。
4. 「5回コース」の脱毛料金を比較してみよう!分割払いの金額にも注目
医療脱毛クリニックでは「脱毛完了」の回数を5回に設定していることが多いです。
大半のクリニックが「5回コース」を基本としているため、料金を比較する際には「5回コース」の値段を見ると良いでしょう。
「5回コース」の料金を徹底比較! 身体 + 顔 + VIOで12万円台のクリニックも
人気クリニック8社の「身体 + 顔 + VIOの5回コース」の料金を比較した結果、エミナルクリニックが129,800円と12万円台で脱毛可能でした。
「身体 + 顔 + VIOの5回コース」はエミナルクリニックがおすすめですが、リゼクリニックも頻繁にキャンペーンを行なっており、同程度の価格で脱毛ができることがあるのでタイミングが合えばチェックしてみましょう。
顔脱毛が不要の場合は、レジーナクリニックの「デビュープラン」が安くてお得です。初回利用かつ当日契約の場合に限りますが、「身体 + VIOの5回コース」が66,000円で施術可能です。脱毛初心者はまずはここから初めてみるのも良いでしょう。
まとめて払えない人は、分割払いがお得なクリニックに注目
分割払いの月々の負担が少ないのもエミナルクリニックです。
「身体 + 顔 + VIOの5回コース」で月1,700円~(総額174,572円)、「身体 + VIOの5回コース」で月1,000円~(総額93,511円)なので、いま手元にお金があまりない人でも脱毛を始めることができます。
またリゼクリニックでは、24回払いまでは金利が無料のプランがあり、こちらもおすすめです。
分割払いにする場合は、金利なども計算してトータルでいくらかかるのかを把握し、納得してから契約しましょう。
脱毛は5回で完了しないことも… ツルツルにしたければ10回程度は必要な場合も
クリニック側は「脱毛完了」の回数を5回に設定していることが多いですが、実際には5回で脱毛が完了しない場合も多いです。
個人差があり部位によっても異なりますが、一般的には自己処理がラクになるのが5回・自己処理不要でツルツルになるのが8~10回程度と言われています。
10回コースを設定しているクリニックは多くないので、「5回コース × 2」を施術することになります。
完全にツルツルにしたい場合は上記の表の2倍の金額が必要となる場合もあるので、できれば安いクリニックで施術するのが良いでしょう。
時間がかかる部位は、顔や背中などの産毛とVIOです。身体のみのプランもありますが、「顔」と「VIO」も最初から含まれている全身脱毛プランがおすすめです。
完全に毛がなくなるまでには、平均して5回から10回程度の施術が必要とされていますが、毛の太さや密度、肌質によっても変わるため、クリニックのカウンセリングで個別のプランを相談することが大切です。
毛深い人・すでに脱毛途中の人は、都度払いのクリニックもチェックしておこう
基本的には、5回コースと比べると都度払いは割高になるのでおすすめはしません。
ただし5回コースを施術しても脱毛が完了しなさそうな場合や、すでにエステや脱毛サロンなどで途中まで脱毛をしていてあと少しで完了しそうな場合は、都度払いの方がお得になる場合があります。
都度払いで施術できるクリニックは少ないですが、湘南美容クリニック・湘南美容皮フ科・ルシアクリニックなどで行なっています。
湘南美容皮フ科では「身体 + 顔 + VIO」を1回25,950円、「VIOのみ」を1回9,000円で施術できるので、追加やお試しで1~2回したいという人には良いでしょう。
またリゼクリニックでは、5回コース完了者に限り、定価の半額以下の都度払いで追加照射することができます。
明らかに5回で終わりそうにない毛深い人に特におすすめです。都度払いなので満足したタイミングでやめることができる点も魅力的です。
何回必要かを決めかねている場合は、途中解約が可能か、いくら返金されるのかなども事前に確認しておきましょう。
5. 通いやすさが重要!予約の取りやすさや完了までの期間・当日キャンセルのルールも見ておこう
昔ほど予約が取りにくいクリニックはあまりありません!各クリニックの工夫を紹介
脱毛をする際に、予約の取りやすさは大事なチェックポイントです。
何年か前までは「契約したものの予約が取れず全然施術できない」「夏までに完了させたいのに予約が取れず間に合わない」といった声も多く聞きました。
しかし、最近ではどのクリニックも予約の取りづらさを改善しており、極端に予約が取れないクリニックはあまりないようです。
医療脱毛クリニックによって予約の取りやすさは異なります。
一部のクリニックでは予約が取りにくいという声もありますが、キャンセル待ちや直前の空きを狙うことで予約を取ることができる場合もあります。
なかでも以下のような工夫をしているクリニックは、予約が取りやすいことが多いです。
- 先の予約を複数回分まとめて取れる
- 店舗間移動ができて複数店舗に通える
- 夜遅くまで営業している
■ 先の予約をまとめて取れると安心
特に安心なのが「先の予約を複数回分まとめて取れる」というクリニックです。
契約時などにまとめて予約を取ることができれば、「1回目の施術が終わったけど2回目の予約が取れない」というようなことがありません。
TBC(東京中央美容外科)は最大5回、アリシアクリニックは最大4回分の予約を最初に取ることが可能です。
■ 他の支店にも通えると便利
また、店舗数が多く店舗間の移動ができるクリニックなら、いつも通っているクリニックで予約が取れなくても近隣の支店で施術が可能です。
首都圏などの都会に住んでいて通える店舗が多い人は、支店数の多いクリニックもおすすめです。
他には、夜遅くまで営業しているクリニックはそのぶん単純に1日の施術人数が多くなるので、予約が取りやすくなるでしょう。
上記以外にもクリニック独自の工夫もたくさんあるので確認してみましょう。
各クリニックの工夫に加えて、脱毛機器の発展により施術時間が短縮されて昔よりも予約が取りやすくなりました。特別な工夫をしていないクリニックでもさほど心配することはないかもしれません。
早く脱毛完了したい人は1ヶ月に1回のペースで通えるクリニックにしよう
医療脱毛をする場合は、一般的には1~3ヶ月に1回のペースでクリニックに通います。
5回コースの場合は、脱毛完了までの期間は5ヶ月~1年半程度になるでしょう。
もし「夏までに完了させたい」「結婚式までに間に合わせたい」「できるだけ早く終わりたい」といった希望があって早く完了させたい場合は、1ヶ月に1回のペースで施術してもらえるクリニックが良いでしょう。
エミナル・TCBなどのクリニックでは、1ヶ月に1回のペースで通うことが可能です。
キャンセル料がいつからかかるか確認しよう!無料で当日キャンセルできるクリニックもあり
脱毛を予約している日に急に行けなくなってキャンセルする場合のルールは、主に以下の3パターンのどれかになります。
- ○日前の○時までなら無料、以降は1回分消化
- ○日前の○時までなら無料、以降はキャンセル料支払い
- 当日キャンセルも無料
たいていのクリニックでは、前日か前々日までに連絡をすれば無料でキャンセルできますが、当日キャンセルは「1回分消化」や「キャンセル料」などのペナルティがあるクリニックが多いです。
「1回分消化」とは、実際には施術を受けていないけれど1回受けたことになってしまうという意味です。
当日キャンセルをすることは滅多にないと思いますが、心配な人はペナルティなしで当日キャンセルができるクリニックも選択肢に入るでしょう。
ただし直前のキャンセルはペナルティがあることも。当日キャンセルOKのクリニックでもできるだけ早めにキャンセル連絡をしましょう。
生理中のVIO脱毛はできないクリニックも多いので注意
生理中はVIO脱毛ができないクリニックが多いです(VIO以外の部位は生理中も脱毛可能)。
VIO脱毛を早く終わらせたいけれど生理周期が不安定で心配な人は、直前でのキャンセルや変更がしやすいクリニックがおすすめです。
ただし、湘南美容クリニックなど、生理中でもタンポンを装着すればVIO脱毛が可能なクリニックもあるので、心配な人は可否を確認しておきましょう。
6. シェービングや麻酔・アメニティなどのオプションメニューも要チェック
脱毛施術の前には自宅でシェービングが必要!自分で剃れない箇所はどうする?
脱毛の前にはシェービング(剃毛)をしていく必要があります。
背中・お尻などの「自分で剃りにくい部分」はクリニックで剃ってもらえることが大半で、ほとんどのクリニックで「自分で剃りにくい部分」はシェービング無料となっています。
腕や脚などの「自分で剃れる部分」に剃り残しがあった場合もクリニックで剃ってもらえることが多いですが、「自分で剃れる部分」の剃り残しはシェービングが有料の場合と無料の場合があります。
また、対応してもらえるのはあくまで「剃り残し」の場合なので、基本的にはどこのクリニックでも自分でできる限りシェービングをしていくことがルールとなっています。
あまりにも剃り残しが多い場合は施術をしてもらえないこともあるので注意しましょう。
剃り残しの毛をシェービングする時間が、脱毛の施術時間に含まれてしまうクリニックも多いです。
剃り残しが多くて脱毛の施術時間が短くなってしまうのはもったいないので、できるだけ自己処理をしていきましょう。電動シェーバーでの自己処理が簡単なうえに安全でおすすめです。
痛みに弱い人は麻酔という選択肢も
脱毛サロンでの光脱毛と比べると、クリニックでのレーザー脱毛は痛みを感じやすいです。ただしサロンとは異なり、クリニックでの医療脱毛なら麻酔を使用することが可能です。
痛みを感じにくくなるというメリットはもちろん、麻酔で痛みを抑えることができれば脱毛機器の出力を強くすることも可能です。
脱毛機器の出力を強くすれば脱毛効果が上がり、早く脱毛完了できる場合もあります。
医療脱毛の痛みは個人差があり、部位によっても感じ方が異なります。
VIO脱毛などのデリケートな部位は特に痛みを感じやすいとされていますが、耐えられる程度の痛みと感じる人もいます。
痛みが心配な場合、麻酔クリームなどを使用して脱毛できるか確認することをおすすめします。
麻酔には、麻酔クリームと笑気麻酔の2種類があります。
麻酔クリームは、クリームを塗った部分の皮膚の感覚を鈍らせます。効き目が出るまでに20~30分かかります。
笑気麻酔は、ガスタイプの麻酔で鼻から吸い込みます。吸入用マスクをつけて笑気麻酔を吸い込むと、比較的すぐに効き目が現れてリラックスした状態になります。
笑気麻酔はまれに副作用としてめまい・吐き気などが起こる場合があります。
顔脱毛をする人はアメニティや設備の確認を
顔脱毛をする時にはメイクを落とし、邪魔にならないように髪もまとめます。ノーメイクで髪が乱れた状態で帰りたくない人や脱毛後に予定を入れたい人は、アメニティや設備の整ったクリニックを選ぶのも良いでしょう。
化粧水・乳液・ドライヤーなど、何を置いているかはクリニックによって異なります。
ただしパウダールーム自体は通常はどのクリニックにも設置されているので、もしアメニティが充実していない場合でも自身で持参すれば問題ありません。
7. リアルな声から分かることも!口コミを読んでクリニックの評判を知ろう
公式サイトを見るだけじゃ分からないこともあるので口コミも重要
口コミでしか知ることができない情報もたくさんあるので、行きたいクリニックの目星がついたら口コミもチェックしておきましょう。
料金プランやサービス内容などは公式サイトを見れば分かりますが、脱毛効果・痛み・スタッフの対応などのリアルな声を知ることができるのは口コミならではです。
口コミは投稿者の顔が見えないため、すべてを鵜呑みにして一喜一憂する必要はありませんが、似たような内容の口コミが多くされている場合は注意してみても良いでしょう。
勧誘が気になる人は特に口コミでの事前チェックがおすすめ
最近は無理な勧誘を行わないクリニックが増えていますが、中には積極的な営業戦略をとるクリニックもあるため、勧誘があるか不安な方も多いかもしれません。
無理な勧誘をされたくない方は、口コミでクリニックの勧誘に関する情報を事前にチェックしておくのがおすすめです。
その上で、無理な勧誘には「今は考える時間が欲しい」「今回は必要ありません」と伝えることが大切です。
契約後に後悔した場合は、一定期間内であればクーリングオフ制度を利用して契約解除が可能なので、事前に確認しておけばより安心して施術を開始できるでしょう。
X(Twitter)の声をまとめた、本サイト「オトコロビューティー」では口コミを幅広くチェックすることができます。クリニック選びの際にはぜひ活用してみてください。
どんな素晴らしいクリニックでも悪い口コミはあるものです。口コミはあくまで個人の意見のため、振り回されすぎないように注意しましょう。
できるだけ多くの口コミを読んでみて、総合的に判断すると良いですね。
医療脱毛(女性)全14選
おすすめ人気ランキング
X(Twitter)を中心にSNS上のリアルなクチコミを集めました。
※口コミは個人の感想です。
そもそも医療脱毛とは? 美容脱毛とどこが違う?
そもそも医療脱毛と美容脱毛のどちらにするかで迷っている人も多いかもしれません。コスパ重視で確実に脱毛したいなら、医療脱毛がおすすめです。
1回あたりの料金は美容脱毛の方が安いため、一見すると美容脱毛の方がお得に思えますが、美容脱毛は多くの回数を通わなければなりません。
最終的なトータル金額は同じくらいになるため、少ない回数で短期間で済んで、かつ永久脱毛もできる医療脱毛をおすすめします。
医療脱毛とは
医療脱毛はレーザーを使用した脱毛です。レーザーを使用できるのは医療機関だけなので、一般的に医療脱毛と言えば「レーザー脱毛」のことを指します。
レーザー脱毛は効果が長期間持続するのでまた毛が生えてくる心配が少なく、「永久脱毛」と呼ぶことができます。
完了までは5回~10回程度で、1年~1年半でツルツルになれることが大半です。
永久脱毛とは、以前より毛が減り、その状態を維持できている状態を指します。毛が1本も永久に生えてこない状態を指すわけではないので注意しましょう。
美容脱毛とは
美容脱毛(エステ脱毛)は光を照射して脱毛します。「光脱毛」または「フラッシュ脱毛」と呼ばれます。
正確には「脱毛」ではなく「減毛」なので、永久脱毛の効果はありません。
光脱毛はレーザー脱毛と原理は同じですが、レーザーよりも光のパワーが弱いのでメラニンの吸収度が低くなります。
また、光脱毛では発毛組織を破壊することもできません。
そのため、完了までに12回~18回ほどかかることが多く、医療脱毛よりは長期間通うことになります。
その反面、パワーが弱いので医療脱毛に比べると痛みが少ない点がメリットです。痛みに弱い人は美容脱毛も検討してみましょう。
ただし、医療脱毛では麻酔を使用することが可能なので、逆に痛みをまったく感じずに脱毛できる場合もあります。美容脱毛では麻酔の使用は不可となっています。
VIO脱毛はするべき? VIO脱毛について知りたい!
VIO脱毛とは? ハイジニーナとは?
VIOは「Vライン」「Iライン」「Oライン」を合わせた呼び方で、VIO脱毛とはアンダーヘアの脱毛を指します。
Vラインはビキニラインと言われる三角の部位、Iラインは性器の両側、Oラインは肛門周辺で、デリケートゾーンとも呼ばれています。
以前は、VIOの毛はナチュラルに少し残す人がほとんどでしたが、最近ではすべての毛を脱毛するスタイルも人気です。
VIOをすべてツルツルに脱毛することをハイジニーナと言います。
VIO脱毛のメリット
- デリケートゾーンを清潔に保てる
- 生理の時に快適
- 自己処理の時のようにチクチクしない
- 好きな水着や下着を着ることができる
VIO脱毛は、見た目はもちろん衛生面でのメリットも大きいです。
生理の時に蒸れなかったり、毛に血液がつかないようになるので、清潔さをキープすることができます。
もちろん見た目もきれいになるので、好きな水着や下着を着ることができるようになります。また、下着から毛がはみ出るのを防ぐこともできます。
VIO脱毛のメリットの1つ!話題の「介護脱毛」とは?
最近では「介護脱毛」という言葉も話題です。
介護脱毛とは、その名のとおり将来の介護に備えてVIO脱毛を行なうことです。
介護ではオムツ交換や清拭を行いますが、その際にVIOの毛がない方が介護者の負担が少なくなり、さらに陰部を清潔に保つこともできるというメリットがあります。
介護を見据えて40代~50代からVIO脱毛を始める人も増えていますが、白髪になるとレーザー脱毛ができないので早めに決断した方が良いでしょう。
VIO脱毛のデメリット
- 身体の他の箇所より痛みを感じやすい
- 身体の他の箇所より脱毛回数が多くなることがある
- 施術時に恥ずかしいと感じる人もいる
VIOの毛は硬くて太いため、痛みを感じやすく毛がなくなるまでに時間がかかることもあります。全身脱毛コースでは完了できずに追加でVIO脱毛を行なう場合もあるので注意しましょう。
VIOは自己処理しづらいうえにデリケートな部位のため、肌トラブルを避けるためにもできるだけ自宅でカミソリなどで処理をするのはやめた方が良いと思います。
安全性の面でも、クリニックでの脱毛がおすすめです。
顔脱毛はするべき? 顔脱毛について知りたい!
顔脱毛とは? 顔脱毛はしない方がいい?
顔脱毛とは、顔にある産毛などを脱毛をすることです。
顔は常に人目につく箇所なので、きれいにしておきたいと思う反面、失敗したくないという気持ちも大きいことでしょう。
しかし、顔脱毛には多くのメリットがあるため、ぜひ全身脱毛とあわせて顔脱毛も行なうことをおすすめします。
ただしもちろん顔脱毛にはデメリットもあるので、しっかり理解したうえで始めましょう。
顔脱毛のメリット
- 肌がワントーン明るくなる
- 化粧のノリが良くなる
- 毛穴が目立たなくなる
- 自己処理が不要になると肌トラブルが減る
顔脱毛をすれば、口周りやおでこのうぶ毛を毎日剃る手間を省くことができます。
もともと産毛もほとんどないくらい毛が薄い人には不要かもしれませんが、普通レベルの毛深さの場合は顔脱毛をおすすめします。
顔の産毛がなくなると肌がきれいに見え、メイクの仕上がりに差が出るだけでなく崩れにくくもなります。
顔脱毛のデメリット
- 身体より痛みを感じやすい
- 身体より脱毛回数が多くなることがある
- 脱毛できない箇所もある
目の周りや生え際などは脱毛できません。「眉毛の下側を減らしたい」などは難しいことが多いので注意しましょう。
また、薄くて細い毛はレーザーに反応しにくいため、毛がなくなるまでに時間がかかることもあります。全身脱毛コースでは完了できず、追加で顔脱毛を行なう場合もあるので注意しましょう。
「医療脱毛をして、ぶっちゃけどうだった?」152名に訊いたアンケート結果を発表!
医療脱毛を完了している10代~40代の女性を対象に、アンケート調査を実施しました。
実際に脱毛をやってみてどうだったか、リアルな意見を見てみましょう。
調査概要:医療脱毛に関するアンケート調査
調査期間:2024年1月22日~2024年1月23日
対象:医療脱毛を完了した経験がある10~40代の女性/有効回答者152名
調査方法:インターネット調査
ほとんどの人が「脱毛をして良かった」と回答! 脱毛して後悔している人はごくわずか
医療脱毛には時間とお金がかかるので、脱毛開始を決断するまでには迷ってしまうかもしれません。しかし、アンケート調査では約92%の人が「脱毛をして良かった」と回答しました。
脱毛効果を実感している人が大半で、「好きな服が着られるようになった」「自己処理不要でラクになった」などの意見が目立ちました。
また、多くの人が「もっと早くに(若い頃に)脱毛をすれば良かった」とコメント。
確かに早く脱毛を完了させればその分メリットを享受できる期間も長くなるので、早めの決断が良いでしょう。
以下は、「脱毛をやって良かった」と回答した人のコメントです。
脱毛をしてから好きなファッションを堂々と楽しめるようになりました。特に夏場は最高!
急にお泊まりする時もこっそり毛を剃らなくてすむし普段の自己処理も本当にラクになりました!
子供がいない共働きの時期に、少し余裕ができたので医療脱毛をしました。子供が生まれる前に脱毛完了したのは正解だったと思います。
今は育児で忙しくて自分に構う時間はなかなか取れないのに、子供がいると公園遊びや水遊びなどで半袖になる機会や、冬でも腕まくりをする機会が多いので、脱毛してて助かった~と思うことが多いです。
最近下の子と親子スイミング教室に通い始めましたが、ムダ毛のことを考えなくていいのはすごく楽ですね。
この歳で今さら脱毛?と迷っていたけれど、勇気を出して医療脱毛をして良かったです。
特にVIOは蒸れずに快適になり、下着からはみ出ることがなくなったのも嬉しいです。体がきれいになると、自分自身に対してもポジティブになれた気がします。
私が20代の頃は医療脱毛は高額で手が出なかったけれど、今はどこも安いのでびっくりしました。もっと若い頃からできたら良かったと思いました。
医療脱毛は6~8回で満足している人が最多だが、9回以上かかる人も多い
「医療脱毛は、実際に何回通う必要がある?」という点も気になるところ。
もちろん何回で満足するかは個人差がありますが、アンケートでは「自己処理がラクになったのは4~5回」と答えた人が39%、「自己処理がいらなくなったのは6~8回」と答えた人が34%とそれぞれ最多となりました。
ただし、自己処理がいらなくなるまでに9回以上かかっている人も36%います。
もともとの毛の量や濃さによって必要な回数が変わってくるのはもちろんですが、VIO脱毛をどの程度までやるかによっても必要な回数が変わってくるようです。
VIOの形を整えるだけなら少ない回数で完了しますが、ハイジニーナ(無毛)を目指すなら多くの回数が必要となるでしょう。
逆にVIO脱毛や顔脱毛はせずに「身体だけの全身脱毛」の場合は、少ない回数で完了することも可能なようです。
医療脱毛は意外と痛くない!「我慢できないほど痛い」という人は少数でした
医療脱毛といえばサロン脱毛よりも痛いイメージがありますが、実際の痛みはどの程度なのかも訊いてみました。
結果は、「痛くなかった」「痛かったが我慢できる程度だった」という人を合わせると91%で、「我慢できないほど痛い」という人は約9%しかいませんでした。
どうしても痛みに弱い人は、冷やしてもらう・機械の出力を下げてもらう・麻酔を使用する・蓄熱式の機械を使うなどの対策もできるので、クリニックが対応しているかを事前に調べておくと良いでしょう。
特にVIOなどの太くて硬い毛が痛みを感じやすいという意見が圧倒的に多かったです。
逆にVIO以外はまったく痛くなかったという意見もあり、施術の間ずっと強い痛みを感じるということは滅多になさそうなので安心してもいいかもしれません。
医療脱毛の疑問を解決!医師監修の脱毛Q&A
最後に、医療脱毛に関するよくあるQ&Aを紹介します。一部のQ&Aは、大阪大学医学部形成外科 鹿野雄介先生の監修となっています。
医療脱毛の疑問をしっかり解決して、ぜひクリニック選びに役立ててください。
医療脱毛の施術時間はどのくらいかかる?
施術時間は脱毛する部位の範囲や毛量によって異なりますが、全身脱毛の場合は1時間程度で終わることが多いです。
ただし、クリニックや使用する機器によっても変わるため、具体的な時間はクリニックによって異なります。
医療脱毛の施術時間は、身体のみの全身脱毛で60分程度、身体 + 顔 + VIOの全身脱毛の場合で90分~120分程度になることが多いですが、クリニックによって異なります。
身体 + 顔 + VIOの全身脱毛の場合で150分程度かかる場合もあれば、早いクリニックでは60分程度で終わることもあります。
最近は脱毛機器が進化しており、以前よりもハイスピードで脱毛できる機械が増えてきています。
施術以外の時間としては、受付・着替え・シェービング・身支度・次回予約などがあるので、施術時間とは別で30分~1時間程度かかると想定しておきましょう。
施術時間はクリニックによって大きく異なるため、忙しい人は契約時に「脱毛や身支度に何時間くらいかかるか」も確認しておくと良いでしょう。
永久脱毛とは? 永久に毛は生えてこない?
永久脱毛とは「以前より毛が減り、その状態を維持できている状態」を指します。1本も毛が生えない状態が永久に続くことではありません。
日本厚生労働省にあたる、アメリカ食品医薬品局(FDA)の永久脱毛の定義は、「レーザーを3回照射後、6ヶ月経過した時点で67%以上の毛が減っている状態」です。
永久脱毛に使用される脱毛方法は、レーザー脱毛・ニードル脱毛がほとんどのため、一般的には「医療脱毛=永久脱毛」とされています。
実際には、レーザー脱毛を複数回行なった後はほぼ永久に毛は生えてこないことが大半だと思います。
ただし、たまにホルモンバランスの関係などで再発毛する毛があったり、発毛組織を破壊しきれなかった毛が生えてくることがあるようです。
医療脱毛の施術後の肌のケアはどうすればいい?
医療脱毛後は肌が敏感になっているため、保湿をしっかり行うことが大切です。
また、施術後はできるだけ直射日光を避け紫外線対策を徹底する、激しい運動やサウナなどは控えるなど、肌を刺激から守るためのケアが必要です。
脱毛の後の肌はデリケートな状態で、乾燥もひどくなっているため、いつもよりも丁寧な保湿やお手入れが必要です。体を洗う時もゴシゴシとこすらずに優しくしましょう。
また、脱毛直後だけでなく普段から肌のケアはしっかりしておきましょう。乾燥や日焼けがひどかったり、肌トラブルがあると施術を受けられない場合があります。
ニキビのような発疹ができる「毛嚢炎(毛包炎)」になることも稀にあります。毛穴に雑菌が入らないように清潔に保ちましょう。
医療脱毛の効果を実感するまでにはどのくらいの期間が必要?
医療脱毛の効果を実感する期間は個人差がありますが、多くの口コミによると、数回の施術を受けた後に毛が薄くなったり生えるスピードが遅くなったりする効果を感じ始める方が多いようです。
完全に毛がなくなるまでには、平均して5回から10回程度の施術が必要とされていますが、毛の太さや密度、肌質によっても変わるため、クリニックのカウンセリングで個別のプランを相談することが大切です。
上のアンケートでもあったとおり、効果を実感するには4~5回、毛がなくなるには6~8回程度の人が多いようです。
個人差はありますが、毛がなくなるまで4~12回程度は脱毛する必要があります。
医療脱毛完了までには1年~1年半かかることが多いですが、クリニックによっては早く完了できることもあるので相談してみると良いでしょう。
ちなみに美容脱毛の場合は、完了まで3年程度かかることが多いです。
医療脱毛の施術間隔はどのくらいあけるべき?
医療脱毛の施術間隔は毛の成長サイクルに合わせて2~3ヶ月程度空けるのが一般的です。
ただし、クリニックや個人の毛質によって最適な間隔は異なるため、クリニックの指示に従うことが推奨されます。
毛の成長サイクルを「毛周期」と言います 。
「毛が生えて成長する → 成長が止まり自然に毛が抜ける → 次の毛を生やす準備をする」のサイクルを繰り返して、毛は生え変わっています。
毛が成長する時期に合わせて脱毛施術を行なうのがもっとも効果があると言われているため、サイクルに合わせて2~3ヶ月に1回 施術を行なうクリニックが多いです。
ただし、施術法やクリニックによっては1ヶ月に1回 のペースで脱毛を行なっている場合もあります。効果についてはクリニックのスタッフに訊いてみるのが良いでしょう。
医療脱毛で硬毛化することはある?
医療脱毛での硬毛化は稀に報告されていますが、適切な出力で施術を行うことでリスクを低減できます。
硬毛化が気になる場合は、クリニックのスタッフに相談し、適切な対応を取ることが大切です。
硬毛化とは、脱毛をした後に以前よりも太くて硬い毛が生えてきてしまうことです。
自然に元に戻ることもありますが、まずはスタッフに相談してみましょう。機械や出力を変えてもらえたり、保証が受けられる場合があります。
施術前の自己処理はどうやってやるの?
自己処理のシェービングは、施術の1~2日前に電気シェーバーでするのがもっとも良いでしょう。毛抜きや除毛クリームなどを使った自己処理はやめましょう。
カミソリで自己処理をしている人もいるかもしれませんが、カミソリの場合は肌に直接刃が当たるため角質を除去してしまい、肌荒れや乾燥の原因のなることがあります。
肌トラブルがひどいと施術ができないこともあるので、直接刃が肌に触れずに処理できる電気シェーバーがおすすめです。
どうしてもカミソリで自己処理をする場合は、しっかりと石鹸やジェルなどをつけてそっとシェービングしましょう。肌を傷つけないようにすることが大切です。