ダーマペンとは?どんな治療?
ダーマペンとは、名前の通りペン型の医療マシンを使った施術です。
ペン先に極細針(ニードル)がついており、皮膚の上をすべらせて皮膚に微細な穴を開け、穴がふさがる過程で肌のターンオーバーが促進されます。
開けた穴から成長因子やヒアルロン酸といった美容成分を導入し、細胞を刺激することでコラーゲンやエラスチンの生成を促します。
皮膚の創傷治癒効果(自然治癒力)を応用した施術で、新しい肌が再生されることでしわや毛穴の開き、クレーター肌などのニキビ跡などにもアプローチが可能です。
1~2週間で効果を感じ始め、個人差はありますが、大体1〜2ヶ月くらい効果が感じられる場合が多いようです。
ダーマペンはこんな人におすすめ!
次のような肌のお悩みがある方は、一度ダーマペンを検討してみるのがおすすめです。
ダーマペンは、肌の再生を促しながら有効成分を導入していく施術なので、幅広い肌悩みに対応できるといわれています。
- ニキビ跡の赤み・色素沈着が気になる
- クレーター肌になっている
- 毛穴が開いて目立つ
- 小じわ、ほうれい線、マリオネットラインが気になる
- 肌のハリ・弾力がなくなりもたつきを感じる
- 妊娠線をきれいにしたい
- 目元のクマ(くすみ)、たるみがある
- 二の腕、背中のぶつぶつをなんとかしたい
ダーマペンの施術は、個人差がありますが、多くの方がある程度の痛みを感じるようです。特に針の深さが深い場合や麻酔クリームを使用しない場合は、より痛みを感じやすいとされています。
ただし、施術後の肌の改善を実感される方も多く、痛みに耐える価値があると感じる方もいらっしゃいます。
ダーマペンは、肌に小さな穴をあけることで、肌の再生力を利用して肌質改善を目指す「攻め」の美容医療施術です。
女性の場合、ホルモンバランスによっては肌の状態が不安定になることもあり、施術前後の紫外線による影響は色素沈着につながってしまうため、施術をするタイミングはよく計画するのがおすすめです。
ダーマペンはやめたほうがいい?ダーマペンのメリット・デメリット
幅広い肌悩みに対応できるメリットの多いダーマペンですが、デメリットもないわけではありません。自分の肌に合うかどうかを事前に確認しておくのがおすすめです。
ダーマペンのメリット
ダーマペンは針(ニードル)が極細で、基本的に麻酔クリームを塗って施術するため、痛みが少ないと言われています(個人差があります)。
また、針を刺す深さや導入する薬剤によって、効果やダウンタイムの調整ができるのも特徴です。
皮膚の薄い箇所や、目元のクマなどにもアプローチでき、肌本来の再生を促すため効果が持続しやすいため「ファースト美容医療」としても人気です。
ダーマペンのデメリット
ダーマペンは針(ニードル)を肌に細かく刺していく施術のため、痛み・赤み・かゆみ・皮むけ・内出血などのダウンタイムがあります。
敏感肌をはじめ、刺激に弱い肌やアトピー性皮膚炎の場合、強い炎症が起きることがあるので注意が必要でしょう。
効果の出方には個人差があり、即効性があまりなく、結果が出るまで数回施術が必要なことが多いこともデメリットとしてあげることができるでしょう。
ダーマペンが受けられない人は?
肌の状態によってはダーマペンが受けられない場合があるため、下記に当てはまる人は医師に相談が必要です。
- 妊娠中、授乳中の方
- 皮膚に炎症がある、または敏感肌で肌荒れしやすい
- 脂漏性皮膚炎がある
- コウジ酸に対するアレルギーがある(コウジ酸を含む薬剤を使用する場合)
- ニキビやヘルペス発疹がひどく出ている
- トレチノイン・ハイドロキノンを使用している(前後2週間以上は停止する必要あり)
ダーマペンの施術による副作用としては、施術後の赤みや腫れ、皮剥けが一般的です。また、ヒリヒリしたり内出血や感染症、色素沈着などのリスクがあります。
施術を受けるクリニックの衛生状態や施術者の技術によっても副作用のリスクは変わるため、信頼できるクリニックで施術を受けることが重要です。
ダーマペンをはじめニードル施術(ポテンツァ・水光注射・メソガン等)全体に言えることですが、アレルギーは少ないものの、医療用ステンレス製ニードルを使用するため金属アレルギーの人は施術をすることができません。
妊娠中・授乳中や既往症により施術が受けられないこともあります。
ダーマペンの施術の流れ
ダーマペンを施術する際は、以下のような流れになります。
① クレンジング・洗顔
② 麻酔クリーム塗布
③ ダーマペン施術
④ 美容成分塗布・導入
ダーマペンは、併用できる他の施術を組み合わせるとより高い効果が期待できるので、前後に他の施術を行うこともあります。
肌質改善できる? ダーマペンの効果について
ダーマペンは肌の自然治癒力を利用した施術で、肌の悩みを総合的に改善することができます。主な効果は以下の通りです。
ダーマペンの効果①:ニキビ跡・赤み・色素沈着の改善
ダーマペンは極細な針で皮膚に穴を開け、肌のターンオーバーを促進するためニキビ跡の赤みや色素沈着に対して有効な治療法です。
コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌の再生を助けることにより、肌の色ムラを改善し、肌のトーンを均一に整える効果が期待できます。
ダーマペンの効果②:クレーター肌の改善
ダーマペンで肌の内側からコラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌本来が持つ自然治癒力を高めることでクレーターのように凹凸ができてしまった肌の改善も目指すことができます。
人によっては3回から5回程度定期的に受け続けることで効果を感じやすい人もいます。
ダーマペンの効果③:肌質改善
ダーマペンは目立ったニキビや小じわなどには即効性を感じにくい施術ですが、定期的に施術を受けることで、根本的な肌質改善効果も期待できます。
肌本来の再生する力を使って、肌の内側からコラーゲンやエラスチンが増えていくだけでなく、美容成分をダーマペンの施術後に導入することでより肌の深部まで美容有効成分を浸透させることができます。
ダーマペンの効果④:毛穴改善
毛穴が詰まったり、毛穴の開きが目立ったりする原因は肌のターンオーバーの乱れにより皮脂の過剰分泌や角栓ができてしまうことと言われています。
ダーマペンは肌のターンオーバーを正常にしてくれる作用があるため、ピーリング施術などと併せて行うとより効果を感じやすくなります。
ダーマペンの効果⑤:目元のクマ(くすみ)・たるみケア
ダーマペンは針で穴を開けることによる創傷効果で、肌の再生を促し、肌のハリ・弾力に欠かせないコラーゲンやエラスチンの生成を促します。肌の薄い部位にも施術可能なので、目元の切らないたるみケアとしても注目されています。
また、「黒クマ」「青クマ」「茶クマ」などいろいろな目のクマにアプローチが可能です。それぞれクマの原因は異なりますが、血行促進、肌の再生の促進、色素沈着の改善などダーマペンの施術を定期的に行うことで効果の実感を期待できます。
ダーマペンの効果⑥:小じわ・ほうれい線・マリオネットラインのケア
ダーマペンは肌の表面やそのすぐ下の層に働きかけることができ、肌の再生とともにコラーゲンやエラスチンの生成を促していきます。
そのため、表面の小じわや、あまりまだ深くなっていない初期のほうれい線・マリオネットラインにもアプローチが可能です。
目の周りの皮膚が薄い部位にある小じわ・ちりめんジワにも施術できる場合があります。
ダーマペンの効果⑦:妊娠線・肉割れ・二の腕や背中のブツブツなどボディの悩み改善
妊娠線や肉割れの原因は皮膚の急激な伸び縮みにより、真皮層のコラーゲンやエラスチンの生成が追い付かず、内部で断裂して跡になってしまうというものです。
ダーマペンはボディにも施術が可能なので、施術を継続することで改善を期待することができます。
二の腕や背中のぶつぶつが気になる場合、皮膚の角質層が厚くなっていたり、毛穴が詰まっていることが原因とされているため、ダーマペンの施術で肌のターンオーバーを促して肌の滑らかさを改善し、毛穴の詰まりを解消する可能性があります。
ダーマペンはニキビ跡の改善に効果があるとされており、クレーター状の跡や色素沈着などに対して肌の再生を促すことで、徐々に肌の状態を改善することが期待されます。
ただし、効果を実感するには複数回の施術が必要であり、個人差もあるため、一概に全員に効果があるとは限りません。
ダーマペンの前後の肌質や、ダウンタイムの過ごし方、紫外線予防の有無などによっても効果の実感の仕方が変わるので、クリニックの医師に自分に合った肌ケアを教えてもらうようにしましょう。
併用する施術や美容成分、またトラネキサム酸やビタミンCをはじめとした美容内服を行うことで肌のトータルケアができる場合もあります。
ダーマペンにはどんな種類がある?
ダーマペンは、クリニックで扱っている機械の違いにより施術にかかる時間や、価格が異なることもあるので、施術前に確認しましょう。
また、ダーマペンはニードル(針)を刺す深さによって、施術の効果やダウンタイムの長さにも違いがあります。
ダーマペンの機械の種類
現在クリニックで使用されているのはおもに「ダーマペン3」と「ダーマペン4」で、新機種の「ダーマペン4」の方が主流となっています。
「ダーマペン3」は針が12本、「ダーマペン4」には針が16本ついており、「ダーマペン4」は針の長さを0.1mm単位で調整できるのが特長です。
ダーマペンは電動で針が回転し穴を空けますが、「ダーマペン3」が針穴が1秒間に約1300個の穴を、「ダーマペン4」では約1900個の穴を開けることができます。
「オートマチックバイブレーション機能」があり、振動しながら穴を開けることで痛みを大幅に軽減することができます。
ダーマペンの施術は、個人差がありますが、多くの方がある程度の痛みを感じるようです。特に針の深さが深い場合や麻酔クリームを使用しない場合は、より痛みを感じやすいとされています。
ただし、施術後の肌の改善を実感される方も多く、痛みに耐える価値があると感じる方もいらっしゃいます。
ダーマペンは針を刺す深さで効果を調整できる
ダーマペンは0.1mm単位で針を刺す深さを調節できます。0.2mm~3.0mmの間で、肌の状態やダウンタイムの長さによって、一人一人に合った施術ができます。
■ 針の長さ 0.25mm~
肌の角質層に届く深さのため、軽度のニキビや毛穴詰まりなどに効果的です。初めて施術する人や、肌をあまり刺激したくない人におすすめです。
■ 針の長さ 0.5mm~
肌の表皮層に届く深さのため、表面の小じわや軽いたるみにアプローチが可能です。
■ 針の長さ 1.0mm~1.5mm
肌の基底層まで届く深さのため、表皮や真皮のダメージを修復する働きによりシワやシミ、色素沈着、ニキビ跡などに効果を期待できます。
■ 針の長さ 2.0mm~3.0mm
肌の真皮層・皮下組織まで届く深さのため、肌表面がでこぼこになっている重度のクレーターや、妊娠線などの肌の断裂にも効果的です。肌への刺激が強いため、敏感肌や肌荒れがある場合は注意が必要です。
針の深さが深いほど効果の出方は大きくなりますが、肌への負担も大きいため、一概に針の深さが深い方がいいわけではありません。
予算やお悩みの程度に合わせて適格な施術をしてくれるクリニックを選びましょう。
ダーマペンのダウンタイムは短い?
ダウンタイムは、痛み・赤み・かゆみ・皮むけ・内出血などのダウンタイムがあります。ダーマペンのニードル(針)を刺す深さによって、ダウンタイムを短くすることも可能です。
針の深さとダウンタイムの長さの比較
- 針の長さ 0.2mm~ :2日程度
- 針の長さ 0.8mm~ :2~3日程度
- 針の長さ 1.5mm~ :4~5日程度
- 針の長さ 2.0mm~ :1~2週間程度
ダーマペンの施術後のダウンタイムは、施術の深さや個人の肌の状態によって異なりますが、通常は施術直後に赤みが出て、数日間は肌が敏感になることがあります。
皮剥けが起こることもあり、完全に肌が落ち着くまでには1週間程度かかることが一般的です。
ダーマペンの点状に内出血が1週間程度残ることがあり、乾燥や皮むけなどのダウンタイムの症状も出る場合があります。
肌への摩擦や日焼けがあると、施術部位の色素沈着の原因になってまうため、できる限り肌への刺激を抑え、紫外線対策を行いましょう。
ダーマペンと他のニードル施術の違い
A. ダーマペンとポテンツァの違い
ポテンツァはダーマペンと同じく肌に針で穴を開けていくニードル施術ですが、針の構造がダーマペンと異なります。
また、ダイヤモンドチップというニードルのないたるみ治療専用チップがあるのも特徴と言えるでしょう。
ポテンツァは針先から高周波(RF)を出す治療法で、肌の深部を引き締め、止血しながら施術を行うことができます。
また、ポンピング機構が付いているニードルチップがあるため、針を抜くと同時に空気が押し出され、それと同時に薬剤を均一に注入することができる「ドラッグデリバリーシステム」が可能です。
B. ダーマペンとシルファームXの違い
シルファームXは、ポテンツァと同様に針先から高周波RFがでることで肌の自己再生能力やコラーゲン生成を促進する効果があります。
シルファームXは肝斑や赤ら顔の治療に特に有効とされていますが、ポテンツァのように「ドラッグデリバリー」効果はなく、ダーマペンのように、ニードル施術後に薬剤を塗布し浸透させていく施術です。
C. ダーマペンと水光注射の違い
水光注射も、ダーマペンと同じくニードル施術ですが、ダーマペンと違い、肌を吸引しながら9本の極細針がついたスタンプ型の薬剤注射器を使用します。
ポテンツァのように空気の押し出しによって薬剤が注入される方法ではなく、注射器のようにしっかり肌の深部まで薬剤を均一に注射していくことができます。
水光注射はダーマペンと違い肌の深部に作用する有効成分を効果的に注入できるため、成長因子やヒアルロン酸、また女優注射と組み合わせてボトックスやリジュランなどの成分も注入することが可能です。
ポテンツァは針先から高周波(RF)を出しながら施術するため、止血の効果もあります。ドラッグデリバリー効果もあるため人気の施術です。
ダーマペン、ポテンツァ、水光注射など、どの施術もクリニックごとに使用できる薬剤は異なるため、効果や施術の持ちなどを比較しましょう。
薬剤を併用すると効果アップ! ダーマペンと併せてできる施術
ダーマペンは針で肌に穴を開けることで肌の細胞を活性化させるため、単体の施術でも効果を発揮しますが、肌質改善の薬剤を併用することで、より効果を実感しやすくなります。
■ ダーマペン + ダーマペン施術専用美容液
ダーマペンの施術後、ヒアルロン酸や抗酸化成分・ビタミンA・メラニンの働きを抑えるコウジ酸など、希望する効果に合わせて美容液を塗布します。
■ ヴァンパイアフェイシャル(ダーマペン + PRP皮膚再生療法/グロースファクター)
ダーマペンの施術後に、自分の血液から取り出した高濃度の成長因子を含む「PRP」や、グロースファクター(成長因子)製剤を塗布する施術です。
肌の再生能力を高め、シワなどのエイジングケアや、肌質の改善に効果的です。
■ ヴェルベットスキン(ダーマペン + マッサージピール/PRX-T33/コラーゲンピール)
ダーマペンの施術後に、PRX-T33をはじめとしたピーリング薬剤を塗布し、皮膚の深い部分(真皮)まで有効成分が浸透することで、線維芽細胞が活性化され、コラーゲンの生成を促します。
皮膚のターンオーバーを促進し、肌のハリやツヤの回復、シワの改善が期待できます。
もともと生まれつき肌が薄い人や、敏感肌の場合、ヴェルベットスキンなど、肌に負担のある施術は肌荒れの原因になることも。
妊娠中・授乳中の人はヴァンパイアフェイシャルやヴェルベットスキンなどは施術できない場合もあるため、医師に相談が必要です。
その他併用できる有効成分
・ウーバーピール
ダーマペン専用の低刺激ピーリング剤で、古い角質を取り除き、皮膚のターンオーバーを促す効果があります。
コウジ酸なども含まれているため、定期的に施術を行うことで美白効果や色素沈着改善効果も期待できます。
・マイクロボトックス
ダーマペンとボツリヌストキシン製剤を併用することで、深い筋肉層ではなく、皮膚の表皮に浸透させることができます。「女優注射」のような効果が欲しい方にもおすすめです。
皮脂腺や汗腺などへ伝達している神経もブロックできるため、顔の皮脂を抑えることができ、小じわや毛穴にも自然にアプローチできます。
・スネコス注射
自然に近い構造でサラサラとしており、ヒアルロン酸注射の合併症を起こしにくい「非架橋ヒアルロン酸」と6種のアミノ酸を配合したエイジングケア注射で、シワ、たるみだけでなく目のクマにも有効です。
ダーマペンと併用することで、より効果を高め、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、再生能力を高めます。
・リジュランスキンブースター(サーモン注射)
サーモン由来の成長因子PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)またはPN(ポリヌクレオチド)が主成分で、組織再生作用、抗炎症作用を引き上げ、保湿力を高めます。
・エクソソーム
エクソソームは、細胞間の情報伝達を行う物質で、細胞の活性化、再生を促し、コラーゲンやエラスチン生成量を増やし、様々な肌トラブルにアプローチすることができます。
ダーマペンとボトックス製剤を組み合わせて使うことで、顔の皮脂を抑え、毛穴の開きや軽い小じわやたるみケアも可能です。
夏の時期だけ顔の皮脂が抑えられるボトックスとの組み合わせの施術を受ける人もいます。
失敗しないために! ダーマペンを受けるクリニックの選び方 5つのポイント
① ダーマペンの症例・実績はある? 安定して受けられるクリニックか確認しよう
ダーマペンの施術自体は、ペン型の機械を顔全体にあてていくだけですが、肌の状態に合わせて適切な針の深さや塗布する薬剤を選定する必要があり、合わない施術をしてしまうと肌荒れの原因になることもあります。
美肌施術の症例や口コミを比較し、ダーマペンや他のニードル施術での実績を確認しておきましょう。
ダウンタイムの経過などを口コミで確認し、施術が安定して受けられるクリニックかどうか確認しましょう。
赤みが引かなかったり、肌荒れがひどくなった場合のアフターケアがあるかどうかもチェックしておくと安心です。
② 「ダーマペン4」はある? 最新の機械・施術オプションが選べるクリニックがおすすめ
ダーマペンは「ダーマペン4」が最新の機械で、針の多さや施術時間の短縮が可能です。また、針の深さも細かく設定でき、希望に合わせて施術を調整することができます。
施術の際に塗布する薬剤の種類が豊富で、麻酔のオプションなども希望に合わせて選べるのクリニックがおすすめです。
クリニックの施術内容で、「ダーマペン」しか書かれていない場合もあります。無料カウンセリング時に確認するようにしましょう。
③ 何回か通うなら、予約の取りやすさや通いやすさも重要
ダーマペンは1回でも効果が期待できますが、肌質や目的によっては何回か通い続ける必要があります。
予約がとりやすく、定期的に通いやすい立地にあり、効果が出るまで施術できるクリニックを選びましょう。
クリニックで施術を受けることを決めている場合には、初回カウンセリングを予約する際に、事前に施術予約もしておくとスムーズです。
3~4週間おきに、4~10回程度実施することでより効果を実感しやすいと言われています。
④ 無理なく施術を受けられる? 適正価格かチェック
ダーマペンの料金は、単体の施術で3万円前後が相場です。一緒に併用する施術を追加すると5~10万円程度になることが多いようです。
施術の費用を抑えたい場合には、ダーマペン単体で施術することも可能です。また、ニキビ跡や肌荒れが気になる部位のみに限定して施術を行う方法もあります。
初診料、再診料、麻酔代、ダウンタイムのケアなど、他にかかる費用がないかも確認しましょう。
施術が完了するまでの、全体の料金を丁寧に教えてくれるところを選びましょう。
できるだけ続けやすい金額設定で施術プランをたててくれるクリニックがおすすめです。
⑤ カウンセリングが丁寧なクリニックが安心
ダーマペンは、1回の施術で希望の効果が出ないこともあります。初回のカウンセリング時にしっかり肌の状態を見て、「施術が何回ぐらい必要か」「どの薬剤を使用するか」など、詳細な見積もりを出してくれるクリニックを選ぶようにしましょう。
アップセルをするクリニックでは、不必要な施術や薬剤を勧められ施術料金が大きく上乗せされたり、肌荒れの原因になったりすることもあるので、注意が必要です。
痛みやダウンタイムがある施術ですが、施術後にアフターケアがしっかりしているクリニックかどうか、カウンセリングの応対や口コミなどで確認しましょう。
施術後に24時間体制で問い合わせできるなど、サポート体制を確認しておきましょう。