コスパ重視なら「脱毛サロン」より「脱毛クリニック」がおすすめ
メンズ脱毛ができる施設は、主に「クリニック」と「脱毛サロン」があります。
クリニックで行なう脱毛は「医療脱毛」、脱毛サロンで行なう脱毛は「美容脱毛」と言われることが多いです。
クリニックでの医療脱毛と、脱毛サロンでの美容脱毛。どっちに行くか迷う人も多いでしょう。
費用・通う時間・効果が実感できなかった場合に通い直す手間などを考えると、コスパ重視で確実に脱毛したいなら、医療脱毛がおすすめです。
脱毛サロンとクリニックの違い
① 脱毛方法の違い
クリニックの医療脱毛はレーザーを使用して行うので、「レーザー脱毛」と呼ばれます。
レーザー脱毛は毛根に直接作用するため脱毛効果が高く、永久脱毛効果が期待できるので、少ない回数で完了させることが可能です。
ヒゲ脱毛なら5~10回で完了するので、医療脱毛なら少ない回数でしっかりと脱毛効果を実感できます。
永久脱毛とは、毛量を減少させた状態を長期間維持することを意味しているので、必ずしも「一生毛が生えない」状態を保証するものではありません。
日本厚生労働省にあたる、アメリカ食品医薬品局(FDA)の永久脱毛の定義は、「レーザーを3回照射後、6ヶ月経過した時点で67%以上の毛が減っている状態」の事を指しています。
脱毛サロンでの美容脱毛は、光を照射して脱毛するので「光脱毛」と呼ばれます。
光脱毛は肌に優しいですが、正確には「減毛」なので永久脱毛の効果はなく、発毛組織を破壊することもできません。
光脱毛はレーザー脱毛と原理は同じですが、レーザーよりも光のパワーが弱いのでメラニンの吸収度が低くなります。
レーザー脱毛よりも効果がゆるやかに現れるため、ヒゲ脱毛なら10~20回で完了することが多いです。
② 医師や看護師が在籍しているかどうかの違い
脱毛クリニックは医師や看護師が在籍しています。
それに対して、脱毛サロンのスタッフは医療処置を行う資格を持っていないことが多いため、万が一の肌トラブルに対する対応が限られています。
医療脱毛クリニックは医療資格を持ったスタッフが施術をしてくれるだけでなく、肌トラブルが起きた時も、医療スタッフが対応してくれるという安心感があります。
また、脱毛クリニックでは痛みを和らげるための麻酔クリームや冷却ガスなども使用できます。
ヒゲ・全身・VIOって具体的にどこが含まれるの?
髭(ヒゲ)脱毛の範囲
ヒゲは、最も人気のある脱毛部位です。顔全体をツルツルにする脱毛だけでなく、ヒゲのラインを整えてデザイン性の高い外見にすることもできます。
基本的には「ヒゲ全体」と書いてあれば、頬・もみあげ・鼻下・あご上・あご下・首に対応していることが多いですが、クリニックやプランごとに異なります。
全身脱毛の範囲
全身脱毛は、基本的には体の大半の部分を対象としますが、顔・VIO等がセットに入っていない全身脱毛のコースも多いのでしっかりと確認しましょう。
■ 全身脱毛をするメリット
メンズ脱毛を考えているけど、「ヒゲ脱毛だけ」「ワキやスネ毛の脱毛だけ」といった部分脱毛だけでいいのか、それとも全身脱毛にするべきか、悩んでいる人も多いかもしれませんが、全身脱毛がおすすめです。
全身脱毛をするメリットは以下のとおりです。
- 清潔感のあるイメージを持たれやすい
- 部分脱毛をするよりもコストパフォーマンスがいい
- 背中やVIOなど、自分で処理しにくい部位もきれいに脱毛できる
メンズ脱毛では、部分脱毛を何度も繰り返すより、全身脱毛をまとめて行った方が結果的にコストパフォーマンスが良くなることが多いです。
部分的に脱毛をした後に「やっぱり他の部位も脱毛したい」と思った場合、初めから全身脱毛を選んでおけば費用も安く完了できたという後悔もなくなります。
医療脱毛であれば、5~10回程度の施術で完了することが多く、通う回数も減らせます。
■ 全身脱毛をするデメリット
全身脱毛を考えている人は、以下の様なデメリットも知っておきましょう。
- 高額な費用が必要になることがある
- 部分脱毛に比べて1回あたりの施術時間が長くなる
■「全身脱毛」の範囲はどこ? クリニック・コースによって異なるので必ず確認を
全身脱毛と言っても、クリニックやコースによってどの部位が含まれるかは異なります。よくあるパターンはこの4つです。
- 身体のみ(顔やVIOは含まない)
- 身体 + 顔
- 身体 + VIO
- 身体 + 顔 + VIO
「身体」の部位を基本とし、顔やVIOの脱毛を加えるかどうかを選べますが、顔やVIOの脱毛を後から追加すると、費用が高くなりがちです。
ヒゲ脱毛と体の脱毛を考えている人は、「身体 + 顔 + VIO」のプランで同時に全身脱毛を受けた方がトータル的に安くなることが多いです。
VIO脱毛の範囲
VIO脱毛とは、デリケートゾーン周辺の毛を対象とした脱毛です。
具体的には、Vラインはビキニライン周辺(おへその下から足の付け根まで)、Iラインは股間の両側(男性器から肛門まで)、Oラインは肛門周辺を指します。
以前はVラインの毛を自然に残す人が多かったですが、最近では清潔感を求めてVIOの毛を完全に脱毛する人も増えています。全ての毛を脱毛し、ツルツルにすることを「ハイジニーナ」と呼びます。
■ VIO脱毛はした方がいい?
VIOは、自己処理が難しい上にデリケートな部位です。
自己処理では肌トラブルの原因になりやすいため、安全性を考えるとクリニックでの専門的な脱毛が推奨されます。
また、最近では「介護脱毛」という言葉も話題です。介護脱毛とは、将来自分が介護をしてもらう時に備えてVIO脱毛を行なうことです。
将来的な介護の際にデリケートゾーンの毛がない方が、介護を受ける側も提供する側も衛生的で、介護の負担が軽減されます。
介護のことを考えて、40代〜50代からVIO脱毛を始める方が増えているようです。毛が白くなってしまうとレーザー脱毛の効果が出なくなってしまうので早めに決断した方が良いでしょう。
■ メンズVIO脱毛のメリット
- デリケートゾーンを清潔に保つことができる
- 自己処理時の肌トラブルやチクチク感を解消
- 水着や下着をより快適に着用可能
VIO脱毛は、見た目の清潔感や衛生面でのメリットが大きいです。
また、自己処理の手間が省けて肌トラブルが減るため、日常生活がより快適になります。
■ メンズVIO脱毛のデメリット
- 他の部位より痛みを感じやすい
- 他の部位に比べて脱毛回数が増える可能性がある
- 施術時の恥ずかしさを感じる人もいる
男性のデリケートゾーンの毛は硬く太いため、脱毛時の痛みを感じやすく、完了までの期間が長くなることがあります。
また、女性スタッフが施術するクリニックもあり、男性スタッフの場合よりもさらに恥ずかしさを感じることもあるでしょう。男性スタッフのみに施術して欲しい人はクリニックで事前に確認しておきましょう。
全部で3種類のレーザーがある!脱毛レーザーの種類を徹底解説
脱毛機器には、主に3種類のレーザーと2種類の照射方法(レーザーの当て方)があります。
3種類のそれぞれのレーザーごとに、2つの照射方法があるため、「レーザー3種類 × 照射方法2種類」で計6通りの脱毛方法が存在します。
3種類のレーザーの違いを簡単に説明
まずはレーザーの種類から見ていきましょう。
医療脱毛で使われているレーザーは以下の3つで、違いは「波長の長さ」です。
① アレキサンドライトレーザー(755nm)
② ダイオードレーザー(800〜940nm)
③ ヤグレーザー(1064nm)
波長の長さによって、以下のような特徴があります。
- 波長が長いレーザー … 肌の奥まで届く
- 波長が短いレーザー … 肌の浅い部分で作用する
そしてメラニン(毛の黒い色)への効果は、波長が短いほど強くなります。
波長が短いレーザーほど効果が強くなるので、メラニン(毛の黒い色)に反応しやすい順は以下のとおりです。
アレキサンドライトレーザー > ダイオードレーザー > ヤグレーザー
レーザーの特徴をチェック! 各レーザーに適した「毛質」「肌の色」を見ていこう
レーザー脱毛とは、毛に含まれるメラニン(毛の黒い色)に反応するレーザーを使った脱毛施術です。
毛包の器官(毛母細胞・毛乳頭・バルジ領域など)をレーザーで熱破壊することで、毛が生えてこなくなる仕組みです。
レーザーによって波長の長さが異なり、波長が長いほど肌の奥まで届くので、毛根が深い毛もしっかり脱毛できます。
波長が短いほどメラニンへの効果が強い(メラニンの吸収率が高い)ため、黒く太い毛には波長が短いレーザーが適しています。
医療脱毛レーザーの種類は、アレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザー・ヤグレーザーの3種類があります。
レーザーごとに波長の長さが異なるのでメラニンの吸収率に差があり、それによって適している「毛質」や「肌の色」が異なります。
以下で各レーザーの特徴を見ていきましょう。
① アレキサンドライトレーザーとは?
波長が短いレーザーです。メラニンの吸収率が高いため、黒く太い毛への効果が期待できます。
その反面、黒い肌にも反応してしまうため、黒い肌の場合は毛のみに反応させるのが難しく、日焼け肌・地黒肌への照射は厳しいです。
また、メラニンが少ない毛(薄く細い毛)や、毛根が深い部分にある毛(VIO・ヒゲなど)には反応しにくい傾向があります。
② ダイオードレーザーとは?
波長が中間程度のレーザーです。アレキサンドライトレーザーと比べると黒く太い毛への効果は劣りますが、充分な脱毛効果は期待できます。
薄く細い毛にもアプローチ可能で、幅広い毛質に対応できるバランスの良いレーザーです。地黒肌でも脱毛可能です。
ダイオードレーザーは熱破壊式と蓄熱式の両方の照射方法の機種が多く出回っています。
「蓄熱式がいい」という場合など、照射方法でレーザーを選びたい人にもおすすめです。
③ ヤグレーザーとは?
波長が長いレーザーです。肌の奥深くまでレーザーが届くため、VIOなど毛根が深い部分にある毛もしっかり脱毛できます。
産毛などの薄く細い毛にも効果が期待でき、硬毛化した毛にも有効です。
また、メラニンの吸収率が低いため、地黒肌や色素沈着した肌(黒ずみ)でも脱毛可能です。
ただし、他の2つのレーザーと比べると痛みを感じやすい傾向があります。メラニンの吸収率が低いので、効果を出すには出力を上げる必要があるからです。
黒く太い毛を効率良く脱毛するのに適しているのがアレキサンドライトレーザー、VIOなどの毛根が深い毛・産毛や黒い肌の人に適しているのがヤグレーザー、その中間でバランスが良いのがダイオードレーザーです。
■ 複数のレーザーを利用できるクリニックもある
複数のレーザーを照射できるクリニックなら様々な毛質に対応可能です。
複数のレーザーで施術を受けたい場合は、複数のレーザーを照射できるハイブリッド脱毛機を導入しているクリニックか、部位ごとに脱毛機を選べるクリニックが良いでしょう。
お客さん側が機器を指定できるわけではなく、毛の状態を見てスタッフが機器を決定するクリニックが多いです。
複数の機器を導入しているクリニックだからといって、必ず複数のレーザーを利用できるとは限らない点に注意しましょう。
最初からヤグレーザーにしておけば良かったという声も!ヒゲにはヤグレーザーがおすすめ
ヤグレーザーは、他のレーザー脱毛と比較して痛みを感じやすい傾向にあるものの、毛根が深い部分にある長い毛に対しての効果的なアプローチができるレーザーです。
男性のヒゲは女性に比べて毛根が根深いため、「数回脱毛をしたけど効果があまり感じられなかった」、「最初からヤグレーザーを選んでいればよかった」という声も少なくありません。
ヒゲやVIOなど、毛根が深い部位の脱毛を検討している人で、効果を最優先に考えたい場合は、ヤグレーザーを取り扱っているクリニックを選ぶことをおすすめします。
特にこだわりがなく平均的な毛質・肌質の場合は、万能型のダイオードレーザーで充分
ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの中間的な性質を持ったレーザーです。
アレキサンドライトレーザーはメラニン(毛の黒い色)に反応しやすく、ヤグレーザーはメラニンの吸収率が低いので効果を出すには出力を上げる必要があるため、どちらもバチッとした痛みを感じることがあります。
その点、中間的なダイオードレーザーは薄くて細い毛にも効果を発揮するため、剛毛と産毛の両方の脱毛がしやすいレーザーと言えるでしょう。
また、アレキサンドライトレーザーでは日焼け肌・地黒肌・色素沈着した肌(黒ずみ)の脱毛は難しいですが、ダイオードレーザーなら多少の黒い肌でも脱毛が可能です。
ダイオードレーザーの波長の長さは、黄色人種である日本人の肌に合っているとも言われています。
特にこだわりがなければ、とりあえずダイオードレーザーを取り扱っているクリニックを選ぶのもいいでしょう。
照射方法は2種類!脱毛レーザーの照射方法を徹底解説
レーザーの照射方法は「熱破壊式」と「蓄熱式」の2種類
脱毛機器には、以下の2つの照射方法があります。
① 熱破壊式
② 蓄熱式
2つの照射方法の違いは「レーザーを当てるターゲット」と「レーザーの強さ」です。それぞれ以下のような特徴があります。
- 熱破壊式 …「毛乳頭・毛母細胞」がターゲット/高出力
- 蓄熱式 …「バルジ領域」がターゲット/低出力
熱破壊式は、高い出力で1発ずつ照射していく施術法です。毛の根っこの「毛乳頭・毛母細胞」に熱を強く与え、毛根の発毛組織そのものを破壊してすぐに毛が抜ける状態にします。
もう一方の蓄熱式は、低い出力で連続照射してじっくり蓄熱させる施術法です。蓄熱式は「バルジ領域」をターゲットにしています。
バルジ領域とは、毛根組織に向けて「毛を生やせ」という指令を出す器官なので、バルジ領域にダメージを与えると今後毛が生えてこないようになります。
バルジ領域は毛乳頭・毛母細胞より浅い部分にあるので、低出力でも熱が届くのです。
① 熱破壊式:高出力のレーザーで剛毛にも対応! 即効性が高い
- 蓄熱式よりも痛みが強い
- 剛毛には効果的だが、産毛には効果がないことがある
- 脱毛効果を実感しやすい
■ 熱破壊式は痛みを感じやすい
熱破壊式は、毛根にある発毛組織の「毛乳頭・毛母細胞」をターゲットにした脱毛方法です。
毛母細胞や毛乳頭は毛の根っこの深い位置にあるため、レーザーを奥まで届かせるために高出力で1発ずつ照射していきます。
高出力なので肌への刺激が強く、痛みも感じやすいことが多いです。
個人差はありますが、輪ゴムで弾かれたようなパチッとした痛みを感じる人が多いようです。痛みが不安な場合は麻酔も選択肢に入るでしょう。
■ 熱破壊式は濃くて太い毛に効果バツグン
熱破壊式はメラニン(毛の黒い色)に反応する仕組みのため、メラニン色素が薄い毛(産毛)にはさほど効果がないことがあります。
また、日焼け肌・色黒肌などの場合も、肌のメラニンの黒い色にレーザーが反応してしまうため、脱毛ができない場合が多いです。
その反面、メラニンが反応しやすい濃くて太い毛は効率的に脱毛が可能です。ワキやVIOの脱毛には熱破壊式が効果的です。
■ 熱破壊式は即効性がある
熱破壊式の場合は、高出力のレーザーを当ててその場で毛根組織にダメージを与えるため、照射直後~2週間程度で毛が抜け始めます。
照射後にすぐ毛がポロポロ抜け落ちる「ポップアップ現象」が起きやすいため効果が目に見えて実感しやすく、即効性が高い施術と言えるでしょう。
蓄熱式と比べると短期間で永久脱毛ができるので、何度も通院する時間がない人や早く脱毛完了したい人には熱破壊式がおすすめです。
熱破壊式は1発ずつレーザーを打っていくので「ショット式」と呼ばれることもあります。
② 蓄熱式:低出力のレーザーで痛みが少ない! 産毛や黒い肌・敏感肌にも◎
- 熱破壊式より痛みが少ない
- メラニン色素が薄い毛(産毛)にも効果が期待できる
- 脱毛効果を実感するのに少し時間がかかる
■ 蓄熱式は痛みを感じにくく、肌にも優しい
蓄熱式は、皮膚の表面近くにある「バルジ領域」をターゲットにした脱毛方法です。
バルジ領域は毛の浅い部分にあるため、レーザーを奥まで届かせる必要がなく、低い出力で弱い熱を何回も与えていきます。
低出力なので肌への刺激はほとんどなく、痛みもあまり感じないでしょう。
個人差はありますが、照射時にはじんわりと温かく感じる人が多いようです。痛みが苦手な人には蓄熱式がおすすめです。
■ 蓄熱式は効果を実感するのに少し時間がかかる
バルジ領域とは、毛乳頭や毛母細胞に「毛を生やせ」と指示をする器官です。
そのため、バルジ領域にレーザーを照射しても今生えている毛がなくなるわけではありません。
しかし、バルジ領域にレーザーを当てて熱を蓄え続けると「毛を生やせ」という指示を出せなくなるので、毛が生え変わる際にだんだんと次の毛が生えてこなくなります。
蓄熱式の施術を行なうと毛が生えるスピードが遅くなっているのは実感できますが、施術をしてから毛が抜け落ちるまでには3~4週間程度かかります。
蓄熱式はすぐに目に見える効果がなく、痛みや肌へのダメージも少ないので「脱毛効果がない?」と不安になる人もいますが、蓄熱式の施術後すぐに毛が抜けないからと言って焦る必要はありません。
■ 蓄熱式は産毛にも対応、黒い肌の脱毛もできる
蓄熱式は熱破壊式と異なり、レーザーがメラニン(毛の黒い色)に左右されにくい仕組みとなっています。
そのため、日焼け肌・色黒肌にも脱毛可能な場合が多く、ほくろやしみの近くに生えている毛にも対応できる場合もあります。
また、メラニン色素が薄い毛(産毛)への効果も期待できます。もちろん濃くて太い毛にも一定の効果を発揮します。
アレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザー・ヤグレーザーすべてに蓄熱式で照射できる機器がありますが、特にダイオードレーザーでの蓄熱式の機器が多く出回っているようです。
熱破壊式と蓄熱式、両方できるクリニックがおすすめ!1台で切り替えができる脱毛機器もあります
熱破壊式と蓄熱式、どちらもメリット・デメリットがあるため、熱破壊式と蓄熱式の両方が施術できるクリニックならば様々なケースに対応できます。
両方の脱毛機器を取り扱っている、または熱破壊式と蓄熱式の2つのモードを切り替えることができる脱毛機器を取り扱っている脱毛クリニックがおすすめです。
施術中に替えてほしい場合は、2つのモードを切り替えることができる脱毛機器を取り扱っているクリニックを選びましょう。また、事前に施術中の切り替えが可能かを確認しておきましょう。
レーザーの種類と同じく、お客さん側が照射方法を指定できるわけではなく、毛質・肌質を見てスタッフが照射方法を決定するクリニックも多いです。
希望がある場合は、照射方法を選べるかをカウンセリング時に確認しましょう。
メンズ脱毛に通っている期間の準備や意識するポイント
脱毛完了までは半年~3年程度かかる
ヒゲ脱毛が完了する期間には個人差がありますが、通常5回の施術で半年~1年半、10回の施術で1年~3年が目安とされています。
毛の成長サイクルに合わせてレーザーを当てる必要があるので、基本的には施術の間隔を1~2ヶ月以上空けることが推奨されています。
ヒゲ脱毛の施術間隔は、一般的には4〜6週間おきが推奨されます。毛の成長サイクルに合わせて施術を行うことで、効果的に脱毛を進めることができます。
ただし、クリニックによっては2週間おきに施術を行うこともありますので、施術を受けるクリニックの方針に従ってください。
それなりの期間はメンズ脱毛に通うことになるため、通っている期間に意識しておいた方がいいポイントを以下でお伝えします。
脱毛期間中の毛抜きはNG!電気シェーバーで剃毛しよう
脱毛を受ける際は、予約当日の朝までに鼻下やあご・首周りなどを電動シェーバーで剃毛(シェービング)しましょう。
なお、脱毛期間中の自己処理に毛抜きを使用するのはNGです。
毛を抜くと、レーザーがターゲットとするメラニン色素がなくなり、毛根を破壊するための熱が発生しなくなってしまいます。
また、毛穴への刺激が強くなり、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
剃毛の前後には化粧水を用いて肌の保湿を行い、施術による痛みや炎症を引き起こす乾燥を防ぎましょう。
脱毛後の肌は特に敏感になるため、施術直後のヒゲ剃りは避け、少なくとも翌日以降まで待つことが推奨されます。
レーザー脱毛をしてから1~4週間後には、ヒゲが自然に抜け落ち始めます。
この時も毛抜きで無理に抜かず、気になる毛がある場合はシェーバーを使って処理しましょう。
スキンケアで潤いをあたえ、日焼けは避ける
脱毛後は皮膚の保護機能が低下するため、化粧水や保湿クリームで肌を潤すことが重要です。
外部の刺激で肌が荒れやすい状態になるため、外出時は日焼け止めを塗る・帽子を着用するなどして、顔や首の紫外線から肌を守ることが大切です。
■ 日焼けをしすぎると施術を断られることも
脱毛を考えている人だけでなく、ヒゲ脱毛を受けている最中の方も、日焼けを避けるための対策が必要です。
順調に脱毛を進めていた人でも、途中で日焼けしすぎてしまったことによって、施術を断られてしまう場合があります。
■ 日焼け肌で脱毛が難しい理由
日焼けした状態で脱毛を行うことには、やけどのリスクがあります。
レーザーは、毛の黒い色(メラニン)をターゲットにしています。そのため、日焼けしすぎた肌の場合、肌の黒い色にレーザーが反応してしまい、肌へ過度な負担がかかってしまうことがあります。
また、日焼けした状態での脱毛は、脱毛効果にも影響があります。
施術可能な軽い日焼けだった場合でも、本来ならば毛だけに集中すべきレーザーが肌に反応して肌全体に散らばってしまうことで、脱毛効果が十分に得られなくなります。
ヒゲ脱毛の施術後は、肌が敏感になっているため、適切なケアが必要です。
施術直後は冷却パックなどで肌を冷やし、赤みや腫れを抑えます。また、保湿クリームを塗ることで乾燥を防ぎます。日焼けを避けるために、日焼け止めを使用することも大切です。
施術後は激しい運動やサウナなど、肌を刺激する行為は避けてください。
予約は早めに!平日の方が空いていて予約が取りやすい
脱毛クリニックでは、特に春から夏にかけての暖かい季節に予約が集中する傾向にあります。
また、多くの人が休日を利用して脱毛サロンやクリニックに行くため、土日は予約が取りにくくなりがちです。
そのため、平日に施術できるようにスケジュールを調整することで、比較的スムーズに予約が取りやすくなります。
予約について疑問があれば、脱毛クリニックのスタッフに気軽に相談してみましょう。1カ月半以上は先に予約を入れておいた方がいいなど、具体的な情報を教えてくれるかと思います。
脱毛を休止する際は、プランの有効期限に注意
料金プランには有効期限が設けられており、期限を過ぎるとプランが無効になってしまうため注意しましょう。
「〇回コース」などのプランを契約したまま長期間経ってしまった場合、脱毛できる回数が減って損をしてしまう場合があります。
「メンズ脱毛をしてどうだった?」168名に訊いたアンケート結果を発表!
メンズ脱毛を完了している10代~40代の男性を対象に、アンケート調査を実施しました。
実際にメンズ脱毛をやってみてどうだったか、リアルな意見を見てみましょう。
調査概要:メンズ脱毛に関するアンケート調査
調査期間:2024年2月22日~2024年2月25日
対象:メンズ脱毛をした経験がある10~40代の男性/有効回答者168名
調査方法:インターネット調査
ほとんどの人が「脱毛をして良かった」と回答! 脱毛して後悔している人はごくわずか
脱毛には時間とお金がかかるので、脱毛開始を決断するまでには迷ってしまうかもしれません。
しかし、メンズ脱毛をしたことがある男性に行ったアンケート調査の結果では、約94%の人が「脱毛をして良かった」と回答しました。
脱毛効果を実感している人が大半で、脱毛をすることで「毎日のヒゲ剃りが不要になり楽になった」などのポジティブなコメントが多く見られます。
また、多くの人が「もっと早くに(若い頃に)脱毛をすれば良かった」とコメントしています。
早く脱毛を完了させればその分メリットを享受できる期間も長くなるので、早めの決断が良いでしょう。
以下は、「脱毛をやって良かった」と回答した人のコメントです。
顔+全身脱毛を5回施術しました。毛は完全になくなったわけじゃないけど、前よりも明らかに少なくなって、青髭が気にならなくなりました。
脇やVIOを含めて脱毛してからは、本当に体から毛がなくなって、ちぢれ毛が部屋に落ちなくなって部屋もきれいです。
ムダ毛の処理が楽になって、本当に脱毛して良かったなって思っています。
メンズ脱毛後は肌の調子がずいぶんと良くなりました。以前は毎回の髭剃りで肌を傷つけてしまい血が出たりカサカサに乾燥したりしていましたが、脱毛してからはそんな悩みもなくなりました。
髭の青みがなくなったおかげで見た目がスッキリしたように感じますし、周りからも若く見られるようになりました。
それが自信につながり仕事などで人と接するのも前よりずっと楽しいです。
人気部位はヒゲだけじゃない!スネやVIOも脱毛している人が多い
アンケート結果によると、最も人気のある脱毛部位は顔(ヒゲ)で、メンズ脱毛をした人の66%が顔(ヒゲ)の脱毛を選択しているという結果になりました。
やはりヒゲ脱毛することによって「毎日の手入れが軽減される」、「清潔感の維持(印象が良くなる)や肌荒れの防止」など、大きなメリットが得られることに理由があるようです。
また、すねの脱毛をしたという回答が30.9%、VIO脱毛をしたという回答が27.3%と、ヒゲ脱毛だけでなく、他の部位も人気があることが明らかになりました。
以下は、「すねとVIOの脱毛」をした人のコメントです。
すねとVIOの脱毛をしました。最初はちょっと恥ずかしい感じもしたけど、スタッフが親切で安心して施術を受けられました。
特に夏場の汗問題が、一気に解決。見た目もスッキリして自信がつきました!
VIOは正直勇気が必要だったけど、終わってからの清潔感が全然違います。
痛みはあるけど、それを乗り越えた後の快適さと自信、全てにおいて良かったです。
自己処理がいらなくなったのは何回から?6回以上から効果を実感する人が最も多い
脱毛の効果は、体毛の濃さなどによって変わってきますが、なるべく早い期間で効果を実感したいですよね。
もちろん何回で満足するかは個人差がありますが、アンケートでは「自己処理がラクになったのは4~5回」と答えた人が約43%、「自己処理がいらなくなったのは9~10回」と答えた人が約39%と最多になりました。
自己処理がいらなくなったと感じるまでに11回以上かかっている人も17%います。
ヒゲ脱毛の効果は通常、数回の施術後に実感でき始めます。脱毛後に毛がポロポロと抜け落ちることで効果を感じることができ、施術回数を重ねるごとにヒゲが薄くなり、剃る頻度が減るなどの変化が見られます。
ただし、完全にヒゲがなくなるまでには個人差があり、複数回の施術が必要です。
一般的に医療脱毛の場合は、6~10回程度で満足する人が多いようですが、毛が濃い場合はもう少しかかります。
美容脱毛の場合は、脱毛が完了するまでに3年程度かかることが多いです。
「脱毛してる男性ってどう?」女性259名に訊いてみた!
以下は、女性259名に「メンズ脱毛をしている男性について」訊いてみたアンケート結果です。
調査概要:メンズ脱毛に関するアンケート調査
調査期間:2024年2月22日~2024年2月25日
対象:20~40代の女性/有効回答者259名
調査方法:インターネット調査
女性からの好感度は8割以上!ヒゲ脱毛をしている男性の印象は?
「男なのに脱毛していることがバレたら恥ずかしい…」と思っている男性もいるかもしれませんが、実は女性からは好印象のようです。
20代~40代の女性にアンケート調査を行った結果、約88%の女性が脱毛している男性に対して好印象だと回答しています。
また、体毛の濃い男性と体毛の薄い男性の好みについて調査した結果、約93%の女性が体毛は濃くない方がいいという結果になりました。
男性に脱毛してほしい部位はヒゲがNo.1!目立たない部位にも脱毛のニーズあり
女性が「男性に脱毛してほしいと思っている部位」というアンケートの結果で「ヒゲは脱毛してほしい」と回答した人は全体の約60%以上でした。
それに続くのは「胸」27%、「腹、へそ」24%、「手の甲」21.1%、「腕」20.8%、「ワキ」19.5%、「すね」17.1%、「VIO」16.5%、「おしり」14.5%、「背中」12.7%、「もも」10.6%、という結果でした。
これらの結果を踏まえると、ヒゲや腕毛など目立つ部位だけでなく、日常では隠れがちな部位も脱毛してほしいと思う女性は少なくないようです。
アンケートでは、男性には出来れば脱毛してほしいけど、これらの希望を伝えることは難しいという意見も見られました。
多くの女性が「失礼かもしれない」「相手が嫌がるかもしれない」「伝えるのが恥ずかしい」といった理由で、脱毛の話題を切り出しにくいと感じているようです。
VIOを脱毛している男性に対して、女性の約6割以上が好印象!
「男性のVIO脱毛についてどう思いますか?」というアンケートの結果は、「とてもいいと思う」が14%、「まあいいと思う」が52%で、多数の女性が男性のVIOに対して好印象を持っているようです。
その他の意見は、「特に何とも思わない」21%、「あまりいいと思わない」10%、「いいと思わない」3%でした。
特に20代女性は男性のVIO脱毛に対して「完全には脱毛しなくても、毛量は調整してほしい」と何らかの形での脱毛を望んでいる意見が多く見られました。
この世代の女性にとって、男性のVIO脱毛はより受け入れられやすくなっているようです。
メンズ脱毛の疑問を解決!医師監修の脱毛Q&A
ヒゲ脱毛の施術にはどのくらいの時間がかかる?
ヒゲ脱毛の施術時間は、施術する範囲や脱毛機の種類によって異なりますが、一般的には15分から30分程度で完了することが多いです。
ただし、初回の施術ではカウンセリングや肌の状態の確認などが含まれるため、もう少し時間がかかる場合があります。
ヒゲのみの場合は比較的短時間で施術が完了するでしょう。
全身脱毛の場合は60分~150分程度かかり、着替えの時間なども必要になるため余裕を持っておいた方が良いでしょう。
永久脱毛をしても髭が生えてくるって本当?
永久脱毛とは、特定の条件下で著しく毛量を減少させ、長期間その状態を維持することを意味し、必ずしも「一生毛が生えない」状態を保証するものではありません。
日本厚生労働省にあたる、アメリカ食品医薬品局(FDA)の永久脱毛の定義は、「レーザーを3回照射後、6ヶ月経過した時点で67%以上の毛が減っている状態」です。
永久脱毛に使用される脱毛方法は、レーザー脱毛・ニードル脱毛がほとんどのため、一般的には「医療脱毛=永久脱毛」とされています。
医療脱毛後にヒゲが再び生えることもあります。主な理由は、脱毛回数が不足している・毛周期による休眠期の毛の成長などです。
倒産しても契約金は返ってこないの?
最近、脱毛サロンや医療脱毛クリニックが倒産し、長期プランを契約していた人が返金されないという事象も発生しています。
脱毛は前払いで高額を支払うため、こういった倒産リスクをなるべく避けたいですが、すべての会社が財務情報を開示しているわけではなく、ネットやニュースなどでは経営状況をチェックしづらいのが現状です。
対策として、カウンセリングの時に契約書のキャンセルポリシーや返金条件を確認し、万が一の時の保証制度があるかなども事前に確認しておきましょう。
また、口コミからの情報も参考になります。
店舗の雰囲気やスタッフの対応だけでなく、予約があまりにも取れないなど、実際に店舗を訪れた人の情報はリアルな状況を反映している場合があります。
スタッフの頻繁な入れ替わりや、サービスの質が急激に低下している場合は、経営に問題があるサインかもしれないので、事前に口コミをチェックしておくことをおすすめします。
無理な勧誘はされないの?
メンズ脱毛を提供する多くのクリニックでは、顧客満足を第一に考えて無理な勧誘を行わないポリシーを掲げています。
しかし、中には積極的な営業戦略をとるクリニックもあるため、勧誘に対する不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
無理な勧誘をされたくない方は、口コミなどでクリニックの情報を事前にチェックしておくのがおすすめです。
その他にも、どの程度の脱毛を考えているのかを明確にし自分の意志をしっかり持つことが大切です。
その上で、無理な勧誘には「今は考える時間が欲しい」「今回は必要ありません」と伝えることが大切です。
契約後に後悔した場合は、一定期間内であればクーリングオフ制度を利用して契約を解除することができるので、事前に確認しておけばより安心してサービスを利用できるでしょう。
契約途中での解約やクーリングオフは可能?
メンズ脱毛での契約解除には、「クーリングオフ」と「中途解約」の2つの方法があります。
クーリングオフは、契約後8日以内に無条件で契約を解除できる制度で、この期間内であれば契約金額が全額返金されます。
一方、クーリングオフ期間を過ぎた場合の解約は中途解約となり、一般的に解約手数料が発生します。
手数料は契約残額の10%または2万円のどちらか低い方で、契約書に記載された条件に基づいて行われます。
中途解約の手続きについてはクリニックごとに異なるため、具体的な手順は契約書やクリニックに確認しておきましょう。
医療脱毛の施術間隔はどのくらいあけるべき?
医療脱毛では、毛周期に合わせて施術間隔を設定することが重要です。
毛周期とは毛が生え変わるまでのサイクルのことで、部位ごとに異なります。
一般的にはヒゲの脱毛は1~2か月間隔、全身脱毛であれば2~3ヶ月間隔での施術が効果的とされています。
クリニックや個人の毛質によって最適な間隔は異なるため、クリニックの指示に従うことが推奨されます。
また、施術間隔が空いてしまったとしても、脱毛効果自体が無くなるわけではありません。
前回の施術で処理された成長期の毛への効果は維持されていますので、施術を再開することで効果を実感できるはずです。
医療脱毛で硬毛化することはある?
医療脱毛での硬毛化は稀に報告されていますが、適切な出力で施術を行うことでリスクを低減できます。硬毛化が気になる場合は、クリニックのスタッフに相談し、適切な対応を取ることが大切です。
硬毛化とは、脱毛をした後に以前よりも太くて硬い毛が生えてきてしまうことです。
自然に元に戻ることもありますが、まずはスタッフに相談してみましょう。機械や出力を変えてもらえたり、保証が受けられる場合があります。
ヒゲ脱毛は痛みはある?
ヒゲ脱毛の痛みは個人差がありますが、多くの場合、レーザー脱毛は輪ゴムで弾かれるような痛みを感じることが一般的です。
特に鼻下などの敏感な部分は痛みを強く感じることがあります。ただし、痛みは一瞬であり、施術後は冷却や保湿を行うことで痛みは和らぎます。
太くて濃い毛は痛みを感じやすいため、女性の脱毛にくらべるとメンズ脱毛は痛いという意見もあります。
痛みに弱い人は麻酔の使用を検討してみましょう。
痛みを感じにくくなるのはもちろん、麻酔で痛みを抑えることができれば脱毛機器の出力を強くすることもできます。
脱毛機器の出力を強くすれば脱毛効果が上がり、早く脱毛完了できる場合もあります。